ワールドトリガー 11 (ジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | ワールドトリガー 11 (ジャンプコミックス) |
発売日 | 2015-06-04 |
製作者 | 葦原 大介 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088803685 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
本巻ではB級ランク戦の第二戦が決着し、第三戦が途中まで描かれます。
これまでレプリカが担っていた参謀の役割を
修がこれから果たしていくことを約束する巻でした。
近・中・遠距離ごとの攻撃の差別化、戦闘時の相性、集団戦、地形戦と
きちんと戦術要素があり
戦闘力がインフレせずに凡庸でも活躍できる余地がある。
それがこの作品の魅力となっています。
また、安っぽい憎まれ役や過剰にキャラづけしたキワモノが登場しないことにも好感が持てます。
一見するとカマセ犬っぽいポジションのキャラクターからでさえ、作者のキャラ愛が伝わってきます。
多数の脇役にもドラマ要素や見せ場をもたせて群像劇に近づいているにもかかわらず
主人公組という “軸” をブレさせない手腕もお見事。
大規模侵攻からB級ランク戦へとイベントとしては明らかにスケールダウンしているのに
衰え知らずのおもしろさには舌を巻きます。
ネイバーフッド遠征にはA級ランク入りが必須条件とのことですが
これから三雲隊がどこまでいけるか楽しみです。
*kindle版は本巻から目次移動で各話にジャンプできるようになり、さらに読みやすくなりました。
これまでレプリカが担っていた参謀の役割を
修がこれから果たしていくことを約束する巻でした。
近・中・遠距離ごとの攻撃の差別化、戦闘時の相性、集団戦、地形戦と
きちんと戦術要素があり
戦闘力がインフレせずに凡庸でも活躍できる余地がある。
それがこの作品の魅力となっています。
また、安っぽい憎まれ役や過剰にキャラづけしたキワモノが登場しないことにも好感が持てます。
一見するとカマセ犬っぽいポジションのキャラクターからでさえ、作者のキャラ愛が伝わってきます。
多数の脇役にもドラマ要素や見せ場をもたせて群像劇に近づいているにもかかわらず
主人公組という “軸” をブレさせない手腕もお見事。
大規模侵攻からB級ランク戦へとイベントとしては明らかにスケールダウンしているのに
衰え知らずのおもしろさには舌を巻きます。
ネイバーフッド遠征にはA級ランク入りが必須条件とのことですが
これから三雲隊がどこまでいけるか楽しみです。
*kindle版は本巻から目次移動で各話にジャンプできるようになり、さらに読みやすくなりました。