まだまだあった! 知らずに食べている体を壊す食品 の感想
参照データ
タイトル | まだまだあった! 知らずに食べている体を壊す食品 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 手島奈緒 |
販売元 | アスコム |
JANコード | 9784776208129 |
カテゴリ | 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 食・栄養 » 添加物・食品汚染 |
購入者の感想
この本は、読者の危機感を煽るだけ煽って著者丸儲け、数年先にはゴミ、という悪質トンデモ本ではありません。いわゆる煽り本とは一線を画した、マジメな問題提起の本といえましょう。
われわれは豊富なたべものに囲まれ、日々それを体内にとりいれています。では何を基準にたべものを選択しているのかというと、ほとんどの消費者が味や安全性より見た目や値段を重視しています。私たちが普段利用しているスーパーマーケットでの商品価値は、まさにそこに重点が置かれているのです。結局、たべものが売れるためには、農薬を多用して外観の変化を抑えたり、食品添加物を入れて保存性を良くしたりすることが必要になります。おいしくないだけでなく安全でないものが市場に流れるようになっていることの大元は私たち消費者の意識にあるのです。
本当に安心できるおいしいたべものがわれわれ消費者の手に入らないのは、私たち消費者のもとにたべものを選択するために必要な情報が届いてないからだと著者は言います。
現代に生きている限り、農薬、食品添加物、遺伝子組み換え作物を完全に避けて生きることはできません。空気が汚れているからといっても呼吸をしないで生きることができないことと同じです。だから、われわれ消費者は、たべものについてもっと関心を持つべきです。必要な情報を得て納得のいく選択をする必要があります。
もしそうなれば、おいしく安全なたべものが生産され流通するようになる。すなわち、消費者の意識が変わることによってたべものを変えることができるのです。
ひとりひとりの意識が変わることで明日のたべものを変える大きい力になる。
読み進めていくにつれ、そんな熱い気持ちになってきます。
食品の生産、流通に携わるすべてのひと、それから将来、それらに関連する仕事に就こうと考えているひとにぜひ読んで欲しい本です。
われわれは豊富なたべものに囲まれ、日々それを体内にとりいれています。では何を基準にたべものを選択しているのかというと、ほとんどの消費者が味や安全性より見た目や値段を重視しています。私たちが普段利用しているスーパーマーケットでの商品価値は、まさにそこに重点が置かれているのです。結局、たべものが売れるためには、農薬を多用して外観の変化を抑えたり、食品添加物を入れて保存性を良くしたりすることが必要になります。おいしくないだけでなく安全でないものが市場に流れるようになっていることの大元は私たち消費者の意識にあるのです。
本当に安心できるおいしいたべものがわれわれ消費者の手に入らないのは、私たち消費者のもとにたべものを選択するために必要な情報が届いてないからだと著者は言います。
現代に生きている限り、農薬、食品添加物、遺伝子組み換え作物を完全に避けて生きることはできません。空気が汚れているからといっても呼吸をしないで生きることができないことと同じです。だから、われわれ消費者は、たべものについてもっと関心を持つべきです。必要な情報を得て納得のいく選択をする必要があります。
もしそうなれば、おいしく安全なたべものが生産され流通するようになる。すなわち、消費者の意識が変わることによってたべものを変えることができるのです。
ひとりひとりの意識が変わることで明日のたべものを変える大きい力になる。
読み進めていくにつれ、そんな熱い気持ちになってきます。
食品の生産、流通に携わるすべてのひと、それから将来、それらに関連する仕事に就こうと考えているひとにぜひ読んで欲しい本です。