古今和歌集 (岩波文庫) の感想
参照データ
タイトル | 古今和歌集 (岩波文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 佐伯 梅友 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784003001219 |
カテゴリ | 古典 » 日本の古典 » 古代・中世文学 » 古今和歌集 |
購入者の感想
正直に言って、はじめは「なんてタイクツな本なんだ!」と思っていました。
きらびやかでイメージが斬新な「新古今和歌集」に比べて、
古今和歌集の方は何ともまあイメージが貧困に思えて仕方がなかったのです。
しかし、この和歌集の魅力は、なんといっても「てにをは」の使い方、そのリズムにこそあるのだ、ということに気付いてからは、なめらかな言葉の「流れ」が、なんともまあ心地よいものに感じられるようになり、繰り返し詠むうちにヤミツキになってしまいました。
流れるような言葉のリズムという点では、「新古今」を大きく凌駕しています。
これからこの和歌集に親しまれる方、ちょっと読んで「なんてタイクツ!」と投げ出してしまうのはもったいないです!是非、気長〜に付き合ってみて下さい。
それでも「とっかかりがつかみにくいなぁ」という方は、大岡信さんの「四季の歌 恋の歌」、「紀貫之」、
佐々木隆さんの「古今和歌集入門 ことばと謎」を読まれると、この和歌集がグッと身近になりますよ!
きらびやかでイメージが斬新な「新古今和歌集」に比べて、
古今和歌集の方は何ともまあイメージが貧困に思えて仕方がなかったのです。
しかし、この和歌集の魅力は、なんといっても「てにをは」の使い方、そのリズムにこそあるのだ、ということに気付いてからは、なめらかな言葉の「流れ」が、なんともまあ心地よいものに感じられるようになり、繰り返し詠むうちにヤミツキになってしまいました。
流れるような言葉のリズムという点では、「新古今」を大きく凌駕しています。
これからこの和歌集に親しまれる方、ちょっと読んで「なんてタイクツ!」と投げ出してしまうのはもったいないです!是非、気長〜に付き合ってみて下さい。
それでも「とっかかりがつかみにくいなぁ」という方は、大岡信さんの「四季の歌 恋の歌」、「紀貫之」、
佐々木隆さんの「古今和歌集入門 ことばと謎」を読まれると、この和歌集がグッと身近になりますよ!