美少女戦士セーラームーン 完全版(10) の感想
参照データ
タイトル | 美少女戦士セーラームーン 完全版(10) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 武内 直子 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063649444 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
私の中での永遠の“プリンセス”は、幼い頃に画面越しに見ていたセーラームーン。当時は、泣き虫で弱虫な主人公、強気でおしゃべりな三日月ハゲの猫、そして主人公を取り巻く個性豊かな登場人物に惹かれ、自分より少しお姉さんである彼女たちが、とても格好よく憧れの存在で、原作の漫画は勿論、テレビアニメを毎週楽しみに見ていたのですが、時を経て大人になった今は、別の視点でこの名作を楽しんでいます。主人公を含め、登場人物の守護星は全て太陽系の惑星に該当し、また、敵の名前一つ一つにも意味が有ります。序盤に登場する敵、クンツァイトやゾイサイトは鉱物の一種を示し、また後半に出てくる外部太陽系の戦士たちもまた、一人一人役割とその存在の意味合いが深く定義されています。それだけを取ってもとても天体と関連性が深く知的な漫画であり、子供から大人まで、幅広い年齢層から支持されていることがよく分かります。同年代の方々、リアルタイムで見ていた方々の中には、この物語の登場人物の名前で、天体の名前を覚えたという方も多いのではないでしょうか。今でも、この名作は私の書棚で大切に保管され、時を経て出版された新装版も、大切に保管しています。いつか、自分に子供が出来たら、自分の子供にも読ませたいと思います。日本のアニメ業界の著しい発展の中、いつまでも色あせず輝き続ける素晴らしい作品。是非、お手に取って読んで頂きたいです。