クロストレジャーズ の感想

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可愛らしい絵柄とは正反対に、中身は硬派なハック＆スラッシュなゲームだった。
ひたすらダンジョンに潜って素材を集め、その素材で強い装備を作り、また潜る。
単純に言えば、この繰り返しなため、楽しいと感じる人とそうでないと感じる人に二分化されそう。

セーブはひとつのみ。

5階層進めるごとにボスがいて、雑魚の強さも格段にあがるため、気楽に連打していれば終わりというわけにはいかず、
装備もきっちり準備して進めていく必要がある。

装備品にはできのよさのパラメータがあり、更に作成したものを強化するときには、
できのよさと付加効果がつくので、同じものを作るほうが難しい仕様。
やりこみ要素はかなり高いのではないだろうか。

生産スキルはLV10の時点で武器、防具、アクセサリのどれかひとつを専門化することになり、
専門化した分野は、よりレベルの高いものを作れるようになる。
しかし、この専門化は選びなおしができないようだ。
つまり自分一人では完結できず、マルチプレイで補い合うしかない。
これは不満点としてあげてもいいかもしれない。

マルチプレイは、4人でワイワイできるので非常に楽しかった。
デメリットはひとつもなく、やられた仲間を生き返らせるのも傍に行って連打するだけなど、
簡単に楽しめるようになっていた。
不満点は、4人だと処理落ちがある点。
マニュアルに記載されている妖精に話しかけて負荷軽減する方法を行っても、まだ処理落ちは残っていた。
非常に残念。

最近はいつも期待を裏切るのが得意なスクエニのゲームなので心配だったが、
今回はいい意味で期待を裏切ってくれる良作であったように思う。
細かい不満点はいくつもあるが、お手軽にやり込めるゲームとして私は気に入っている。