ブレイブリーセカンド の感想

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参照データ

タイトルブレイブリーセカンド
発売日2015-04-23
販売元スクウェア・エニックス
機種Nintendo 3DS
JANコード4988601009096
カテゴリ機種別 » ニンテンドー3DS » ゲームソフト » ロールプレイング

購入者の感想

予約購入して買っていたのですが、二章から半年ほど手がとまっています。
バトルはとても楽しいのですが、キャラクターの掛け合いが馴れ合いにしか思えず、またバトルからバトルまでずっとダラダラ人形ムービーが入るので次の目的地までが遠く感じます。
前作では次の町、次のクリスタルの解放、次の戦いがとても楽しかったのですが……

個人的には説明のパロディなんかはあくまで説明なので世界観にあってなくてもどうでもよかったのです。
ですが、前作からお世話になったある人が生死の境をさ迷っているとき。
前作主人公が慌てず、町の説明なりをし、マグノリア達のラブコメを放置したりしていて、Xさんを助けるために急ごうとも言わずで、人間性を疑うエピソードがありました。
完全に頭がおかしいストーリーだと、これはついていくのは難しいと感じざるを得ません。
「街についたぞ!とにかく急いで運び込むんだ!」の一言でイベントを進めたほうが信頼も生まれ、頼もしく共感できる主人公になったでしょうに、本当に街に入るだけでダラダラ、用事イベントにダラダラ、出会いイベントにダラダラ……
意味のないやり取りが長すぎです……

そもそも一刻もはやくアニエスを救出すべきなのになんでケーキ食べようやらゆったりごはんやらお祭り参加の流れになるんですか。
体験版で知ってるから余計に感じるのかもしれませんが、もうすぐ敵になるキャラクターとの馴れ合いを直前にいれる構成なのはフラグ管理が適当すぎるのではないでしょうか。
驚きもなにもありません。
完全に味方だと思っていた人がしっかりとした理由でこちらに牙をむくのが盛り上がるのでは?
今作は適当な馴れ合い→敵対、が頻繁に繰り返されていた気がします。
またカミイズミさんに限らずメインストーリーからのサブイベントの扱いに悲しくなります。序章でアニエスが「やっと話し合いの場を」と言っていたのはなんだったのでしょう?
砂漠を始めサブイベントはろくな話し合いをしてませんよね。てっきり話し合いの加勢に賛同した方からお礼としてアスタリスク借りるのかと思いきやまた殺してでも奪い取る方式しかもギャグだったり後味悪かったり……

シナリオの劣化については既に散々言いつくされている通り、王道ファンタジーの雰囲気があった前作とは違い、TIPSのみならず本編にまでネットスラングを思わせる言葉が入り込み、大いにテンションを下げてくれます。

オリジナル部分でも、やたらと連呼される「がんばリベンジ」「アニエス様助け隊」といった寒いセンス。
アニエスを攫われて取り返す旅の途中なのに会話の殆どは食事ネタばかりでイベント中思い出したようにシリアスになる以外は、諸国漫遊でもしてるのかって感じで緊張感無く話が進みます。

間違っても王道ファンタジーとは言いたくない寒いノリが続くのですが、キャラゲーとして見ても、主人公のユウは事あるごとに「さすがティズさん」とよいしょしまくり、その場その場で考え無しに動くだけ。
マグノリアも凛とした部分がある女性かと思いきや、終始食べることとユウへの恋愛感情ばかりのスウィーツ()ぶり。しかも、最初から好感度は最大で、仲が深まるような盛り上がるイベントらしいイベントもありません。
イデアはパーティーメンバーの中に抑えられる面子がいなくなった所為かやたらと出張った印象を受けますが、前作から成長を感じさせる要素は皆無です。
ティズは見た目が一新されただけで中身は変わらず、頭の緩いいい子ばかりのパーティー内で悪い意味で印象が薄くなっています。

キャラの組み合わせのバランスも悪いし、キャラを惹き立てるようなエピソードも描けていません。
パーティー外でもアニエスも捕われの身なのに緊張感はゼロですし、恋愛>使命な恋愛脳に改悪されてしまっています。
サブイベントも展開上の意図があってのことだとは解るのですが、基本的に後味が悪くなるようなものばかりですし、前作アスタリスク所持者はそのほとんどが同人ノリでキャラ崩壊しています。
だいたい、公国も世界も大変な時期に警部とか探偵その他やってる意味もわかりません。

そして死んだ彼らが何故生きていたのか、という事はエンディングで判明しますが、ご都合主義も極まれり、といった落ちです。

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