The Picture of Dorian Gray: Stage 3 (1000 Headwords) (Oxford Bookworms Library) の感想
参照データ
タイトル | The Picture of Dorian Gray: Stage 3 (1000 Headwords) (Oxford Bookworms Library) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Oscar Wilde |
販売元 | Oxford Univ Pr (Sd) |
JANコード | 9780194791267 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
オスカー・ワイルドに関してはStage2のリライトで読んだ"The Canterville Ghost"のせいであまり良い印象がなかったが、本作には大いにその悪印象を払拭してもらえた。
おお、なんだこれ、面白いじゃないか、…って。
事の発端は、年かさの貴族が無垢な美青年を悪の愉悦の道へと誘惑することから始まるのだが、わりと筋書はシンプルである。
オチはだいたい予想がつくし、展開にもそれほど劇的な仕掛けが用意されているわけでもない。
しかし古き良き貴族文化の香りとサイコスリラー調の世界観が独特の興趣を演出していて、スパイスが効いたそそる料理に仕上がっているんだよなぁ。
この妙な毒気にあてられてか、なかなか頁を繰る手が止められなかった。
好みは分かれそうだけど、耽美で怖いテイストの文学に惹かれちゃうのよねぇ…なんて方にとっては、うってつけ一冊であると思う。
おお、なんだこれ、面白いじゃないか、…って。
事の発端は、年かさの貴族が無垢な美青年を悪の愉悦の道へと誘惑することから始まるのだが、わりと筋書はシンプルである。
オチはだいたい予想がつくし、展開にもそれほど劇的な仕掛けが用意されているわけでもない。
しかし古き良き貴族文化の香りとサイコスリラー調の世界観が独特の興趣を演出していて、スパイスが効いたそそる料理に仕上がっているんだよなぁ。
この妙な毒気にあてられてか、なかなか頁を繰る手が止められなかった。
好みは分かれそうだけど、耽美で怖いテイストの文学に惹かれちゃうのよねぇ…なんて方にとっては、うってつけ一冊であると思う。