ミニスカ宇宙海賊9 無法の御免状 (朝日ノベルズ) の感想

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参照データ

タイトルミニスカ宇宙海賊9 無法の御免状 (朝日ノベルズ)
発売日2012-11-20
製作者笹本 祐一
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022739964
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

ここ、数作は今一つ、すっきりしなかった。
しかし、今回は違います。
本来の痛快なミニスカ宇宙海賊です。
これではなくては、という爽快さです。
強力な敵に挑む女子校生海賊の成長と茉莉香を取り巻く仲間たち、特に二人のプリンセスの活躍が目を引く。
何かに似てるなあと思ったら、時代劇ににている。遠山の金さんとか水戸黄門とかです。
能力はあるけど悪い城代に追放された善玉の侍、そこへ通りかかった黄門様が陰に陽に助けて形成逆転。
さらに、事態を収拾すべく主君が乗り出しめでたく解決。
そんなテンプレな勧善懲悪の公式です。
単純です。
わかりやすいです。
そして、とても楽しい。
冒険譚というのはそういうものです。
宇宙海賊なんだからこのくらい荒唐無稽でないといけません。
だから、声を大にして言いたい。
「テンプレだって、いいじゃないか」

シリーズ9作目.前巻から約8ヶ月ぶり,12年のテレビアニメ放映以降では最初の作品になります.

序盤の賑やかな戦闘シーンに始まり,そこから巻き起こる展開はありがちながらもおもしろく,
話運びの押しと引きや,仕組まれた背景,とある手段を踏襲し,解決へと向かっていく様子など,
小難しいことを考えずに楽しめ,これまでのシリーズの中でも,娯楽色が強い作品になっています.

また,戦艦相手のドンパチはもちろん,もはやおなじみ過ぎる諜報・電子戦と見どころも多く,
それ以上にこの巻では,『人間』を相手にした腹の探り合いが,食えない相手を含めて印象的で,
己の『立場』をうまく(?)利用しながら,やり合うヒロインの姿は,なかなか頼もしく映ります.

終盤,かなり駆け足になるものの,混乱の場面の様子が…と,考えれば何とか許容できる範囲ですし,
過去,見せ場を端折ることが多かっただけに,「よくぞまとめてくれた」というのが率直なところです.

あとは余談ですが,ヒロインともう一人の女の子やり取りが,だいぶアニメ側に近いように感じました.

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朝日新聞出版から発売された笹本 祐一のミニスカ宇宙海賊9 無法の御免状 (朝日ノベルズ)(JAN:9784022739964)の感想と評価
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