韓国人の研究 (oneテーマ21) の感想
参照データ
タイトル | 韓国人の研究 (oneテーマ21) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 黒田 勝弘 |
販売元 | KADOKAWA/角川学芸出版 |
JANコード | 9784046534279 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
著者は産経新聞の名物記者で在韓30年超。韓国のテレビにもよく出演し、なまじな外交官よりもはるかに立派に韓国語で堂々と日本の主張を論じている存在。こうした筆者の活動から嫌韓本を期待して読むとよい意味で裏切られる。日本も韓国も愛しつつ、記者として一歩引いた立場から、韓国人の良い点も悪い点も含めて、面白いと思える点を紹介した本である。従って韓国の悪いところを読んでスカッとしたい人が読むべき本ではないが、普通に韓国に興味がある人、韓国や韓国語を学び始めた人が手に取ると、楽しめるだろう。ただし、多少韓国人の特徴をデフォルメしすぎている気がするのでそこは要注意。
文体は軽妙で、すぐに読める。色々なエピソードがあって、韓国フリークでもいくつかは目新しいだろう。自分としては、韓国では使われなくなった「ベントウ」とか日本語の名詞が北朝鮮で残っている(横着という動詞も使っていたらしい)とかいう小話や、この黒田氏にしても激音の発音は注意しているという逸話が目新しかった。
文体は軽妙で、すぐに読める。色々なエピソードがあって、韓国フリークでもいくつかは目新しいだろう。自分としては、韓国では使われなくなった「ベントウ」とか日本語の名詞が北朝鮮で残っている(横着という動詞も使っていたらしい)とかいう小話や、この黒田氏にしても激音の発音は注意しているという逸話が目新しかった。