The Hilliard Ensemble の感想
参照データ
タイトル | The Hilliard Ensemble |
発売日 | 2012-09-10 |
アーティスト | Hilliard Ensemble |
販売元 | Erato |
JANコード | 5099960253224 |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » クラシック » 交響曲・管弦楽曲・協奏曲 |
購入者の感想
かつてこの中に入っているジョスカン・デプレのアヴェ・マリアとオケゲムの死を悼む挽歌の入ったレコードを持っていて、それをCDで買い直そうとサーチしていて見つけたもの。かつてのレコード1枚の値段でこの8枚組みが買える!ありがたいけれど、これでいいのかとは思わないでもない。でも、オケゲムに始まりジョスカン・デプレへと引き継がれ、オルランド・ラッススに収束するフランドル楽派(といっていいのか、しろうとなので違っていたらお許しを)の主要作品がきける(最もこれだけで到底収まるものではないのだろうが)。
毎夜寝る前に聴いていて、この静謐な響きに聞きほれる。特にオケゲムの作品が自分にとっての発見である。かつて彼のレクイエムをプロ・カンティオーネ・アンティカの演奏でもっていて、当時はきれいだけれど、少し素朴すぎるのでは、と思っていた。今この曲を聴くと、静かな神殿の中で音楽が発生し、たゆたい、消えていく、という印象がある。すばらしいとしか言いようがない。
ジョスカン・デプレの作品集も、上記に上げた作品以外も、他のモテットがすばらしいと思う。深い低音から発生し、広がっていく音楽。その他、ゴンベール、ラ・リュー(モテット等)、ラッスス(すばらしいスタバート・マーテルを含めたモテット、penitential psalms等)の作品も美しく、録音、演奏含め優秀。
毎夜寝る前に聴いていて、この静謐な響きに聞きほれる。特にオケゲムの作品が自分にとっての発見である。かつて彼のレクイエムをプロ・カンティオーネ・アンティカの演奏でもっていて、当時はきれいだけれど、少し素朴すぎるのでは、と思っていた。今この曲を聴くと、静かな神殿の中で音楽が発生し、たゆたい、消えていく、という印象がある。すばらしいとしか言いようがない。
ジョスカン・デプレの作品集も、上記に上げた作品以外も、他のモテットがすばらしいと思う。深い低音から発生し、広がっていく音楽。その他、ゴンベール、ラ・リュー(モテット等)、ラッスス(すばらしいスタバート・マーテルを含めたモテット、penitential psalms等)の作品も美しく、録音、演奏含め優秀。