アニメーターが教える線画デザインの教科書 の感想
参照データ
タイトル | アニメーターが教える線画デザインの教科書 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | リクノ |
販売元 | フィルムアート社 |
JANコード | 9784845915576 |
カテゴリ | ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 絵画 » デッサン |
購入者の感想
他の方もいってますが人物の描き方としてはあまり良い本ではありません、
ので人物の描き方を知りたい人は他の本を見たほうがいいです。
で、私は背景レイアウトとレンズの概念と作例を知りたかったんですが
それについては実践的に描かれてるので自身としては充分役に立ってる本です。
背景絡みの絵を描きたいけど適当に建物かいてったらキャンバス内にうつっちゃってる消失点めがけて
延々建物を圧縮しながら描き続けて見づらい絵になる「初心者がやりがちなミス」と
(ある程度慣れてくるまでは)避けたほうがいい構図とかも描いてます。
それと資料文としての問題点で、はじめ消失点といってたのに途中からVPと用語を変えるのはどうかと。
ので人物の描き方を知りたい人は他の本を見たほうがいいです。
で、私は背景レイアウトとレンズの概念と作例を知りたかったんですが
それについては実践的に描かれてるので自身としては充分役に立ってる本です。
背景絡みの絵を描きたいけど適当に建物かいてったらキャンバス内にうつっちゃってる消失点めがけて
延々建物を圧縮しながら描き続けて見づらい絵になる「初心者がやりがちなミス」と
(ある程度慣れてくるまでは)避けたほうがいい構図とかも描いてます。
それと資料文としての問題点で、はじめ消失点といってたのに途中からVPと用語を変えるのはどうかと。
絵は確かにラフなものが多いですが、そこはそれ程気にすることではありません。ブラッシュアップされた絵ばかりをセレクトするよりは、その過程の絵を見せた方が効果的な場合もあるからです。
本書は絵よりも理論で語るタイプの本なので、分厚い本の中にびっしり文字が書かれています。あと、Twitterで著者も呟いていましたが、製本が凄い凝っていて、ページを開いたまま机上に置くことも出来るような作りになっています。紙質が少し悪いという意見もありますが、その分本の厚さの割りにすごく軽いです。イラスト系ハウツー本としてどうあるべきかをよく考えた結果でしょう。個人的にはとてもありがたい。
書かれている内容は、これまでの様々な先人たちが紹介してきた作画法(例えば本書内の、「あおりの構図はサイコロ人間にすれば形を取りやすい」…という所は、伝説巨神イデオンの湖川友謙さんが提唱していた理論として有名です。)から、自らネーミングした独自のものまで様々です。もしこの辺りの引用元があるのならしっかり書いて欲しかった。
そこまで丁寧に語ってくれるのか!という事だらけなので、初心者にとってはパッと一読するだけでもプラスになる部分が大なり小なり見つかると思いますし、絵を描かない人もレイアウトの読み取り方を意識するきっかけになれば、今後アニメを観る上で参考になるかもしれません。
しかし、本書にはパラパラと読んだだけで誤字脱字が散見されました。日本語がおかしいところは読み飛ばせばいいので気になりませんでしたが、「◯◯の図を参照して下さい」の丸部分が間違っているのは図説式の教則本ではあってはいけないこと。AとA2って何処だぁ!と誤字に気づくまで暫くページを行ったり来たりしてしまいました。内容が良かっただけにこれは残念。
本書は絵よりも理論で語るタイプの本なので、分厚い本の中にびっしり文字が書かれています。あと、Twitterで著者も呟いていましたが、製本が凄い凝っていて、ページを開いたまま机上に置くことも出来るような作りになっています。紙質が少し悪いという意見もありますが、その分本の厚さの割りにすごく軽いです。イラスト系ハウツー本としてどうあるべきかをよく考えた結果でしょう。個人的にはとてもありがたい。
書かれている内容は、これまでの様々な先人たちが紹介してきた作画法(例えば本書内の、「あおりの構図はサイコロ人間にすれば形を取りやすい」…という所は、伝説巨神イデオンの湖川友謙さんが提唱していた理論として有名です。)から、自らネーミングした独自のものまで様々です。もしこの辺りの引用元があるのならしっかり書いて欲しかった。
そこまで丁寧に語ってくれるのか!という事だらけなので、初心者にとってはパッと一読するだけでもプラスになる部分が大なり小なり見つかると思いますし、絵を描かない人もレイアウトの読み取り方を意識するきっかけになれば、今後アニメを観る上で参考になるかもしれません。
しかし、本書にはパラパラと読んだだけで誤字脱字が散見されました。日本語がおかしいところは読み飛ばせばいいので気になりませんでしたが、「◯◯の図を参照して下さい」の丸部分が間違っているのは図説式の教則本ではあってはいけないこと。AとA2って何処だぁ!と誤字に気づくまで暫くページを行ったり来たりしてしまいました。内容が良かっただけにこれは残念。
大きく、大変見栄えのよい本ですが、
中身は実際著者が描かれている絵の技術、完成度の低さが目に付きます。
I.Gに9年所属とは思えない画力です。
具体的に言うと人物の形が全くとれていません。
空間の感覚も微妙です。
肝心の理論は勉強されたのでしょう、
構図の分類や効果はそれなりに中身があると思います。
ただ著者自身使いこなせていません。
考えて絵を描いたことがない絵描き初心者にとっては
目からウロコな情報があるかと思います。
もし中身が見られる環境があれば、
ご自分に合っているか検討されたほうがいいと思います。
中級~上級者向けではありません。
本質的な空間の感覚や絵の上手さを求める方には向いていません。
中身は実際著者が描かれている絵の技術、完成度の低さが目に付きます。
I.Gに9年所属とは思えない画力です。
具体的に言うと人物の形が全くとれていません。
空間の感覚も微妙です。
肝心の理論は勉強されたのでしょう、
構図の分類や効果はそれなりに中身があると思います。
ただ著者自身使いこなせていません。
考えて絵を描いたことがない絵描き初心者にとっては
目からウロコな情報があるかと思います。
もし中身が見られる環境があれば、
ご自分に合っているか検討されたほうがいいと思います。
中級~上級者向けではありません。
本質的な空間の感覚や絵の上手さを求める方には向いていません。