現代中国の見方 (第5巻) (岡田英弘著作集(全8巻)) の感想

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「オカダマニア」の視点からは入手不可能に近かった「エグゼクティブ・アカデミー・シリーズ」の講演が掲載されていることに感謝したい。
これだけでも元は取れる。
他の雑誌記事は大学図書館その他で入手可能なので真新しさはないが読めばそれなりに考えさせられるもの多し。
今回も月報がいい。１０００円の価値がある。
マーク・エリオット氏の岡田先生に対する敬意。
岡田茂弘先生(弟君）から見た兄英弘の少年時代。
古田博司氏のKoreaにたいする見方。
田中英道氏の批判的内容。(学者としての力量がよくわかった。つくる会の正体も）
いずれも読書のヒントになる。
マーク・エリオット氏は「清朝史叢書」にもリストがあるので新刊を期待している。

月報の書き手に倉山満先生、宮崎正弘先生をリクエストしたい。アポロ副島は出版社が却下するだろうな。

あと３冊の刊行を楽しみにしている。