チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲 の感想
参照データ
タイトル | チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲 |
発売日 | 2007-05-16 |
アーティスト | ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アシュケナージ(ヴラディーミル) |
販売元 | ユニバーサル ミュージック クラシック |
JANコード | 4988005470911 |
Disc 1 : | バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 序曲 バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第1場 第1曲:クリスマス・ツリー バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第1場 第2曲:行進曲 バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第1場 第3曲:子供たちの小ガロップと親たちの登場 バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第1場 第4曲:ドロッセルマイヤーの到着とプレゼントの配布 バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第1場 第5曲:くるみ割り人形とグロスファーターの踊り バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第1場 第6曲:客人たちの出発、その夜 バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第1場 第7曲:戦闘 バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第2場 第8曲:冬の松林 バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第1幕 第2場 第9曲:雪片のワルツ バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 第10曲:お菓子の王国の魔法の城 バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 第11曲:クララとくるみ割り人形の到着|バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 第12曲:ディヴェルティスマン バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 a)チョコレート(スペインの踊り) バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 b)コーヒー(アラビアの踊り) バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 c)お茶(中国の踊り) バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 d)ロシアの踊り バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 e)あし笛の踊り バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 f)メール・ジゴーニュとポリシネル |
Disc 2 : | バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 第13曲:花のワルツ|バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 第14曲:パ・ド・ドゥ バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 a)アダージョ|バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 b)ヴァリアシオン1:タランテラ バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 c)ヴァリアシオン2:こんぺい糖の踊り|バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 d)コーダ バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品71 全曲 第2幕 第15曲:終曲のワルツとアポテオーズ バレエ≪四季≫ 作品67 第1場:冬 バレエ≪四季≫ 作品67 第2場:春 バレエ≪四季≫ 作品67 第3場:夏 バレエ≪四季≫ 作品67 第4場:秋 |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » クラシック » 交響曲・管弦楽曲・協奏曲 |
購入者の感想
多くのCDが出ていますが、これはチャイコフスキーでロシアバレエの音楽です。
そうなるとやはりロシアバレエの殿堂マリインスキー劇場のメンバーが奏でる音を楽しみたいものです。
そうなるとやはりロシアバレエの殿堂マリインスキー劇場のメンバーが奏でる音を楽しみたいものです。
個人的にたいへん好きな録音である。89年から90年の録音だが、デッカの澄んだ音色が実にふさわしい。
まずチャイコフスキーでは、すらりとした流れのよい音楽がたいへん耳に心地よい。アシュケナージらしく、聴かせどころの直前のタメが小さく、テンポのよい流れでトントンと進んでいく。楽器の分離は明快で(ときおりその明快さが、メタリックに過ぎるかもしれないけど)、小気味よく音楽がはずみ、チャーミングな起伏に満ちている。「客人たちの出発、そしてその夜」や「戦闘」では、活力が鮮やかで、玩具楽器の出番も効果的でメリハリが利いている。「雪片のワルツ」では児童合唱が清楚で美しい。「ロシアの踊り」もノリがよく抜群の演奏効果が上がっている。
グラズノフの四季は有名な曲だが、意外と国内盤が少なく、このような廉価盤はそういった意味でも歓迎されます!冬からはじまり秋におわる標題音楽として聴くことができるが、(くるみ割り人形と同様に)明るく描かれた「冬」の描写が好ましい。個人的にも、冬場のスキーを楽しむ私は、音楽でも「明るく描かれた冬」が好きで(ヴィヴァルディの「そり遊び」のような・・)、そういった意味でもここで描かれた「冬」の心象はとても好ましい。またバッカスと巫女の輪舞を描いた終曲「秋」の壮麗な演奏効果は実に見事。愛聴盤と呼ぶにふさわしいアルバムです。
まずチャイコフスキーでは、すらりとした流れのよい音楽がたいへん耳に心地よい。アシュケナージらしく、聴かせどころの直前のタメが小さく、テンポのよい流れでトントンと進んでいく。楽器の分離は明快で(ときおりその明快さが、メタリックに過ぎるかもしれないけど)、小気味よく音楽がはずみ、チャーミングな起伏に満ちている。「客人たちの出発、そしてその夜」や「戦闘」では、活力が鮮やかで、玩具楽器の出番も効果的でメリハリが利いている。「雪片のワルツ」では児童合唱が清楚で美しい。「ロシアの踊り」もノリがよく抜群の演奏効果が上がっている。
グラズノフの四季は有名な曲だが、意外と国内盤が少なく、このような廉価盤はそういった意味でも歓迎されます!冬からはじまり秋におわる標題音楽として聴くことができるが、(くるみ割り人形と同様に)明るく描かれた「冬」の描写が好ましい。個人的にも、冬場のスキーを楽しむ私は、音楽でも「明るく描かれた冬」が好きで(ヴィヴァルディの「そり遊び」のような・・)、そういった意味でもここで描かれた「冬」の心象はとても好ましい。またバッカスと巫女の輪舞を描いた終曲「秋」の壮麗な演奏効果は実に見事。愛聴盤と呼ぶにふさわしいアルバムです。