野心と美貌 中年心得帳 (講談社文庫) の感想

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今読むと少し時代が古い感は否めませんが、
40代半ばになって、アラサーの頃のように体力も肌のハリもないことを自覚しながら、手にとって見ました。
子供が小さいうちは、子育てに忙しく、わが身を振り返る余裕はありませんでした。そして、いざ解放されて自分の時間が持てるようになってみると、わたしってオバサン寄りになっている！？
勇気を出して、アンチエイジングなクリニックやサロンを体験してみたり…。
著者のような財力やセレブな交友関係もありませんが、
若作りせず、老けこまずのきれいな大人の女性でありたいという努力には共感を持てました。
自分がオバサン化してるなぁと思ったら、時々読んで反省しようと思う1冊でした。

文庫本で安いし面白くヒマ潰しになりますが低俗で間違った内容もあって全然タメにはならない。
例えば、美容整形の「金の糸」を良いとか絶賛して書いてあります。　金の糸なんかして自殺とうつ病になった女性もいるのに。
考え方や価値観が古くて時代遅れで呆れてしまいました。　反面教師として読んでも悪影響は避けられない内容でした。
食欲旺盛で太っている理由がわかる気がしました。　考え方に問題がある人が書いているものなので気を付けたほうがいいと思います。