日本人だけが知らない戦争論 の感想

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参照データ

タイトル日本人だけが知らない戦争論
発売日2015-04-22
製作者苫米地英人
販売元フォレスト出版
JANコード9784894516427
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 国際政治情勢

購入者の感想

この本を読むことで、理解が一層深まるのは「世界史の構造」であり、その一部である日本の近現代史の本当の姿であり、日本を含むグローバル経済の現状と未来です。戦争が近代の歴史や経済を大きく動かしてきた、その背後の構造を知ることが出来ます。

本書の主眼である、国際金融資本による世界支配はいわゆる「陰謀論」としてタブーとされてきました。
もちろん、巷間TVのバラエティ番組をはじめ、「陰謀論」は都市伝説として面白可笑しく取り上げられています。
ただし、決してアカデミックな舞台で取り上げられることはありません。そして、その理由も本書を読めば理解できます。
「陰謀論」を娯楽としてマスコミで取り上げることで、苫米地氏が本書で述べている本質的な問題、国際金融資本による通貨発行権支配の問題、を隠ぺいしていることがわかります。つまり、具体的に一部の者による通貨発行権の支配という問題の本質を、闇の権力による世界支配の謎としてぼかし、キリスト教伝説、秘密結社、UFO、宇宙人、オカルトなどの都市伝説など「飛んでも情報」と一緒に組み合わせて報じて、大衆の目に本質がわからないように情報操作をしている現実が見えてきます。
本書には、国産金融資本による通貨発行権をめぐる戦争の歴史が詳しく説明されています。また、幕末日本にどのようにヨーロッパの大銀行家たちが関わったか良くわかります。

確かに、具体的証拠に関しては疑問が多いです。
ただし、この種の「陰謀論」に正面から取り組んでいる、広瀬隆氏の3.11後の評価や、副島隆彦氏と社会学者の橋爪大三郎氏との関係などを考えると、一括り「陰謀論」として片付けてはいけない事だと思います。
「陰謀論」の本質を知りたい人、いままで経済学、政治学、世界史では満足を得られない人にお勧めの書です。

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