小説 仮面ライダーブレイド (講談社キャラクター文庫) の感想

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参照データ

タイトル小説 仮面ライダーブレイド (講談社キャラクター文庫)
発売日販売日未定
製作者宮下 隼一
販売元講談社
JANコード9784063148558
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー

購入者の感想

あらすじからしてTV版「仮面ライダー剣」の300年後の後日談的な内容になってます。
ですので、TV版の最終回の内容で満足している方には、この小説自体が蛇足に感じるような内容です。
最終回に満足できていない方、あるいは満足しているけどそれはそれとしてハッピーエンドも見たいという方向けだと思います。
あと本編のキャラは剣崎と始しか登場しません。橘さんと睦月の片鱗を感じさせるキャラはいますが、本人ではありません。橘さんと睦月が好きだという方はその辺注意が必要です。

肝心の内容ですが、300年後ということもあり世界観その他諸々ぶっ飛んでます。本編の設定と違う部分も見受けられます。(理由は終盤で一応の説明がされますが)
本編には存在しなかった設定なども出てきますので、人によっては気になる部分かと思います。

剣崎も人によっては違和感を覚えるかもしれません。
これは剣崎をどういうキャラクターとして認識しているかによって違ってくると思います。
私は剣崎をヒーロー性の強いキャラクターだと感じていたので、300年色々あったとはいえ弱みを見せるのは少し違和感がありました。
人間らしいといえばらしいので、読んだ人によって感じ方が分かれる部分かと。
とはいえ、リアルタイムで放送を見ていた身として、剣崎と始のやり取りが中々胸に込み上げてくるものがあったのは間違いありません。
この二人がどうなるのか、という点がこの小説の一番のポイントで読みどころだと思います。

個人的には気になる点が多かったですが、これもTV版・劇場版のような作品の1つの形だと考えればアリかなと思いました。
やはりTV版の結末が一番印象に残るなぁと私は思いましたが、この小説が一番ハッピーエンド(剣崎と始の立場的に見て)に近い雰囲気ですのでそれが好きな方にはオススメです。

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