プロフェッショナル [DVD] の感想
参照データ
タイトル | プロフェッショナル [DVD] |
発売日 | 2011-01-26 |
監督 | リチャード・ブルックス |
出演 | バート・ランカスター |
販売元 | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
JANコード | 4547462074638 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション |
購入者の感想
この作品西部劇のジャンルに入れてよいのかわからない。なぜなら、時代が1915年以降の設定で、機関銃ありの自動車までも登場するためだ。同じような時代設定の西部劇では「ワイルドバンチ」やマカロニウェスタンでは「豹・ジャガー」「夕陽のギャングたち」などもあるので、とりあえず西部劇で良いのだろう。
でも、設定はまるで「ナバロンの要塞」の特殊部隊もののようで、それぞれ異なる得意分野を持った4人が任務を遂行するというストーリー。その4人は豪華な俳優人が割り当てられている。銃のプロにはリー・マービン。爆弾屋にバート・ランカスター。弓矢と追跡のプロにウッディ・ストロード。馬のプロにロバート・ライアンといった夢の競演が実現している。この4人がメキシコ革命派の闘士(ジャック・パランス)に誘拐された人妻(クラウディア・カルデナーデ)を奪還しに向かうという痛快奪還劇でこれは西部劇の粋を完全に超えている。
この作品は単なる大味なアクションでは決してなく細かい部分にこだわっている。敵の仕種を発砲する合図にしたり、安全か危険かを十字架の暗号を用いるなど細かいこだわりがある。依頼人の本当の狙いや革命派とプロフェッショナルたちの関係など伏線もいっぱい。
アクションも痛快で特に革命派の砦を襲撃するシーンは圧巻。加えて、モーリス・ジャールの勇壮な音楽も雰囲気を盛り上げる。
監督・脚本は「熱いトタン屋根の猫」のリチャード・ブルックス。この監督はハンフリー・ボガードのノワールの傑作「キー・ラーゴ」やジュールズ・ダッシン監督の「真昼の暴動」など男っぽい骨太な作品の脚本を書いているだけあってこの作品も骨太な仕上がり。伝統的な西部劇に陰りが出てきた1966年に作られた米製西部劇としては、ある意味画期的な作品だったのだろう。最近なかなか観られない細部にまでこだわったアクションであることは間違いない。
でも、設定はまるで「ナバロンの要塞」の特殊部隊もののようで、それぞれ異なる得意分野を持った4人が任務を遂行するというストーリー。その4人は豪華な俳優人が割り当てられている。銃のプロにはリー・マービン。爆弾屋にバート・ランカスター。弓矢と追跡のプロにウッディ・ストロード。馬のプロにロバート・ライアンといった夢の競演が実現している。この4人がメキシコ革命派の闘士(ジャック・パランス)に誘拐された人妻(クラウディア・カルデナーデ)を奪還しに向かうという痛快奪還劇でこれは西部劇の粋を完全に超えている。
この作品は単なる大味なアクションでは決してなく細かい部分にこだわっている。敵の仕種を発砲する合図にしたり、安全か危険かを十字架の暗号を用いるなど細かいこだわりがある。依頼人の本当の狙いや革命派とプロフェッショナルたちの関係など伏線もいっぱい。
アクションも痛快で特に革命派の砦を襲撃するシーンは圧巻。加えて、モーリス・ジャールの勇壮な音楽も雰囲気を盛り上げる。
監督・脚本は「熱いトタン屋根の猫」のリチャード・ブルックス。この監督はハンフリー・ボガードのノワールの傑作「キー・ラーゴ」やジュールズ・ダッシン監督の「真昼の暴動」など男っぽい骨太な作品の脚本を書いているだけあってこの作品も骨太な仕上がり。伝統的な西部劇に陰りが出てきた1966年に作られた米製西部劇としては、ある意味画期的な作品だったのだろう。最近なかなか観られない細部にまでこだわったアクションであることは間違いない。