就活生のための作文・プレゼン術 (ちくま新書) の感想
参照データ
タイトル | 就活生のための作文・プレゼン術 (ちくま新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小笠原 喜康 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480065773 |
カテゴリ | ジャンル別 » 資格・検定・就職 » 学生の就職 » 一般常識・作文 |
購入者の感想
文章の書き方についての本は星の数ほどある。私もかなり読んできたが,本書は類書とは違っている。
この本の特徴は,
(1)エントリーシート作成,教員採用試験,公務員試験といった就職活動の場面に的を絞っている。
(2)細かい技術を教えるのではなく,(1)の場面で相手が何を期待しているかを明示することで意識改革をめざす。
という点にある。
「相手が何を求めているかを考えながら書け(プレゼンしろ)」とはビジネス書でよく指摘されることだが,学生にはピンとこないことが多い。
本書では,就職活動という具体的場面において,その実践例が示されている。
学生がプレゼンの心構えを知るための「はじめての本」としてお勧めできる。また,仕事の文書を作る社会人が読んでも,随所からヒントが得られる。
欲をいえば,「このことは後で述べる」というように話の道筋が一本になっていないのが引っかかる。そのような引っかかりを感じさせることも,著者のテクニックかもしれない。しかし,それが気になって読みにくいと感じる人もいるだろう。
出張の途中で一気に読んだ。読みにくいと思ったら,例文を斜め読みして,最後まで読み通すことを勧めます。
この本の特徴は,
(1)エントリーシート作成,教員採用試験,公務員試験といった就職活動の場面に的を絞っている。
(2)細かい技術を教えるのではなく,(1)の場面で相手が何を期待しているかを明示することで意識改革をめざす。
という点にある。
「相手が何を求めているかを考えながら書け(プレゼンしろ)」とはビジネス書でよく指摘されることだが,学生にはピンとこないことが多い。
本書では,就職活動という具体的場面において,その実践例が示されている。
学生がプレゼンの心構えを知るための「はじめての本」としてお勧めできる。また,仕事の文書を作る社会人が読んでも,随所からヒントが得られる。
欲をいえば,「このことは後で述べる」というように話の道筋が一本になっていないのが引っかかる。そのような引っかかりを感じさせることも,著者のテクニックかもしれない。しかし,それが気になって読みにくいと感じる人もいるだろう。
出張の途中で一気に読んだ。読みにくいと思ったら,例文を斜め読みして,最後まで読み通すことを勧めます。