天皇の料理番 下 (集英社文庫) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル天皇の料理番 下 (集英社文庫)
発売日2015-04-03
製作者杉森久英
販売元集英社
JANコード登録されていません
カテゴリ文学・評論 » 文学賞受賞作家 » 直木賞 » 26-50回

購入者の感想

テレビの筋書きを見るためもあって購入しましたが、引き込まれて読みました。
テレビの方は筋が速すぎて今ひとつのような気がします。

 天皇の料理番として著名な秋山徳三(1888年8/30~1947年7/14)をモデルとして、
 直木賞作家、杉森久英が著した伝記小説「天皇の料理番」の下巻です。
 下巻は、精養軒で職を得た篤蔵が、料理の修行のためフランス行きを決意するところから始まります。
 以下、ネタばれがありますから、未読の人は注意して下さい!!
 ベルリン滞在後、待望のフランスへ行きますが、そこで待ち受けていたのは、東洋人差別!!
 しかし、篤蔵は持前の負けん気を発揮し、差別する相手にナイフを突きつけたり、スープの入っている鍋をひっくり返したり・・・・、
 徐々に仲間と打ち解けていきます。そして、徐々にキャリア・アップしている最中に、突然の帰国命令。
 フランソワーズとの恋愛は、物語に変化を付けるための創作?・・・・・
 しぶしぶ帰国し、初代主厨長に就任。そして、上司にも恵まれ、手腕を発揮していきます。
 そんな篤蔵に襲い掛かるのが、戦争。戦中、戦後の苦労が・・・・・・・・、妻との別れも涙を誘います・・・・・・・・。
 もう少し宮中饗宴のことが書かれていればよかったかな、という気もしますが、
 淡々と篤蔵の一生が描かれていて、さすがは杉森久英です!!
 なお、本作品は、現在TBS系列でドラマ化され、第1話は既に放映されています。中々面白いです!!こちらの方も楽しみです!!
 

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

天皇の料理番 下 (集英社文庫)

アマゾンで購入する
集英社から発売された杉森久英の天皇の料理番 下 (集英社文庫)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.