改憲と国防 混迷する安全保障のゆくえ の感想
参照データ
タイトル | 改憲と国防 混迷する安全保障のゆくえ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 柳澤協二 |
販売元 | 旬報社 |
JANコード | 9784845113217 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 日米安全保障 |
購入者の感想
沖縄に辺野古移設か普天間固定化かという二者選択を迫る安倍政権の欺瞞が明確になる。普天間の海兵隊は機動性重視の即応部隊で、佐世保の米海軍の強襲揚陸艦隊と共に世界の海を絶えず巡回しているので、中国への抑止は嘉手納の空軍で、海兵隊が沖縄にいる必然性は無い。ブッシュ政権時のイラク戦争さなか2007年の第一次安倍政権の諮問機関がそのまま論理構築を進めているが、公海上の米艦防護、米国向けのミサイルの迎撃、などの主張を完璧に論破し、安倍政権の現在の日本こそがアジアの不安定要因になりつつあることを指摘している。