中日辞典 の感想
参照データ
タイトル | 中日辞典 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784095156026 |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 中国語 » 学習法 |
購入者の感想
初版に比べて1万5千語増えて10万に達した収録語数と何故か初版の時より安いお値段と新しさで、内容的には、やはり他を圧倒する最高の中日辞典だと思います。初版と比較して変わってないことも多いですが、特にコンピュータ関連の囲み記事は全く別物みたいですし、他にも、今回は間違えやすい動作動詞にイラスト入り解説がついたり、以前は巻末にあった部首索引早見表と中国語音節表と字形照合表、部首索引と総画索引、さらに日本語の漢字読みで引ける音訓索引等が巻頭にきていたり、巻末に、別途日中辞典を開くのが面倒な時は便利そうな約8000語採録のプチ日中もついてたりしています。2色刷りになったのも、私は見易くて良いと思います。ただ、初版の時は日本語の漢字読みで引ける音訓索引の中に表示されち?いた漢字は日本の漢字で、()内に中国の漢字を表示してたのですが、今回はそうではなくなり、日本の漢字が分かっても、中国の漢字を覚えてないと引けない場合があります(講談社中日の方式もこれと同じです。ただ、こうなった分、音訓索引で引ける語の数はかなり増えています)。また、初版では親字の見出しのあとについていたGBコードと電碼が消失し、今回はそこに画数が記載されており、ABCの見出しの始めに描かれていた手指字母も何故か消失し、さらに、中国の主要な人名と地名は中身は変わりつつも巻末付録に残っていますが、中国の主要な文芸作品名・映画名、中国近・現代史年表もなくなっており、そういう意味では、実は初版の時のほうが良かったと思える面も結構あることは事実だと思います。また、全価?文にピンインを入れている講談社中日がある現在、こちらは例文については難しい語にしかつけてないので、どちらかと言えば上級者向けという感じにならざるを得ない気もします。ただ、辞書の引き易さでは、同音字速引きコーナーがあるこちらのほうが上かも知れません。