いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!完全生産限定版 の感想

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spriteの制作スタッフによって構成された全年齢対象ゲームメーカーfairysのデビュー作です。蒼彼、恋チョコもプレイさせて頂いていますが、やはりほのぼのとした印象はプレイした人をほんわかした気持ちにさせてくれてたまりませんね(--、)ヾ(^^ )

蒼彼のアニメが明日11日にOnAirということもあり、これを気に再評価されるべき作品だと感じました。

このメーカーの売りの一つとして、声優が超豪華ということが挙げられると思います。製作費に一切妥協せず、頑張れる所は常に全力投球というスタイルは、ユーザーからも支持される点だと思います。

けして評価が低い訳ではありませんが、新品で3,000円を切るのは間違いなく買いだと思います。蒼彼が爆発的ヒットしている今、同ブランドの前作品に触れてみるのも楽しめると思います。

本当に豪華な声優陣が演技をしているので、
それだけでもきっと買う価値はあるのだと思います。

実際に皆さん一人一人の演技力は凄まじく、
自然と引き込まれる人も結構居るんじゃないでしょうか。

にも関わらず、私が何故ここまで低い評価であるかと言うと、
折角の演技を全く生かせていないシナリオやゲーム設定にあります。

ネタバレにも繋がってしまうため、あまり多くは語りませんが、
いくつか以下に例をあげると。

・朝岡学園は毎月イベントがある程、イベント行事が多いと有名な…
→結局、ほとんど「桜花祭」しか触れていませんが、初めからＦＤでも出すつもりなのでしょうか？
　はっきり言ってこのゲーム設定って必要でしたか？私には到底理解出来ません。

・出逢ったばかりでは、兄弟？兄妹？としては見れないと言いつつ２週間程度で本当の兄弟になりたいと公言。
→いやいやいや、さすがに無理があるでしょう？いくらなんでも人間そんなに早く心変わりしないだろう常識的に。

・その他、個人√の起承転結が恋チョコとほぼ変わらない
→これは、私の個人的な主観ですが、このシリーズのコンセプトか何かですかね？
　登場人物も作品も全然違うのにシナリオ構成の根本自体が全く変化が無いように思いました。

その他にも結構思うところはありますが、残念な感じは否めません。

しかし、繰り返しになってしまいますが、
声優さんの演技力の素晴らしさは一級品です。

それだけでも見たいという人は是非、購入してみてください。