Director Suite 2 の感想

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毎年一回、親族が参加する演奏会のビデオ記録係になって数年が経ちます。最初は1台のビデオカメラでAdobe Premiere Elementから始めDVDを制作してきています。途中2台のカメラで撮影し、シーンの移行切り替えを加え、司会のナレーションを字幕で入れたりと行ってきました。
ですが、DVDタイトルを旨く作れなかったり、タグの扱いが思ったとおり行かなく。1年前にマルチカメラに対応していると言うことで思い切ってPremiere Proを購入しました。でも解説本も貧弱、用語がプロ向けでなぜなのと分からないことだらけ。しかも作業ファイルがごちゃまんとできたり、拡張子がやけに多く、いったいこれは何？など素人にはやはり敷居が高かったです。でもう少し高機能で使いやすいものはないか、もちろんAdobeよりはお安くてと、いろいろ探していたら年末のキャンペーン価格でおまけのタイトルなどが付いていてお得感から購入しました。
早速マルチカメラの同期取りを試すと、ピッタリ自動で同期合わせ。しかも音声でも同期を取ってくれるのは感動ものでした。
またWebサイトでは、FreeのDVDタイトルがあり、そこそこ使えるものがそこそこあり。どこかのメーカだとすぐいくらとできは凄いが有料と比べると身の丈で、気に入ってます。
ただ、タイムラインに複数ビデオを並べてそれぞれをモニタするところやタイムライン上に並べたクリップのどれをアクティブにして記録するかなどの機能は今後への課題かと。ここはAdobeがいいです。またせっかく同期を取ったマルチカメラの映像も、タイムライン上になく、手動で映像を再生させながら切り替えるのは、中途半端な感じです。
編集後タイトルを作成したり、プロセスを定義したり、ファイルやYouTubeへのアップロードやDVD/BDへの出力は、早いし操作も分かりやすく失敗もありませんでした。(Adobeは何回失敗したか…)
1回突然落ちたので、機能の改善期待も含め4つ★としました。でもAdobeとCyberLinkどちらを選ぶかと聞かれたら、今は後者です。