99%の人が知らない死の秘密 の感想

この本の著者ははヒーラーや霊能者などではなく、東大卒で財務官僚出身のスピ系本の翻訳者と、スピ系ブロガーのシンガーソングライターの方です。
このお二人の多少意見が異なる解説と対話で進行していきます。
ヒーラーや霊能者などの実践者ではなく、どちらかというと今まで得られた知識を著者自身の信念に基づき、死とは何か的な解説と癒しの話で構成された内容です。
書くことが本来の仕事であるためか、読者の立ち位置で書かれた非常に読みやすい内容となっています。
死に対する考え方自体は、おおむね、この系統の他の本と同じです。
ただ死後世界観は、あまり具体的な記述はありません。この本の目的からはそこまでは必要がなのかもしれませんし、著者自体も知識がないのでしょう。

これから死に臨むような人、病気などで傷ついている人に読んでほしい、矢作直樹氏的な本です。