カプコン バイオハザード オペレーションラクーンシティ の感想

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この作品はあまり評判はよくないですが、個人的には結構楽しめました。ただソロプレイよりも友達などとワイワイやるのがお勧めです。ソロだとＣＰＵが全くといっていいほど役に立ちません。敵の兵士に撃たれていてもほとんどカバーをすることなく撃っているので気が付けば一人で戦闘というのが結構ありました。まぁ、得意な人なら関係ないのでしょうが。あと、このゲームをやっていて一番気になったのはタイトルにも書きましたがリロードの音が非常にしょぼい。アクションゲームとは思えないほどのしょぼさです。ここまでアクションに特化させた作品なのにあれは非常に残念でした。そこ以外は特に自分は悪い作品には思わなかったので、友達とワイワイしたい人や気になってる人がいれば一度プレイしてみてください。

多くのプレーヤには酷評されている本作ですが、自分はPS3版とPC版の両方を購入したというとんでもない輩です。

しかし、何周かやり込んでいくうちに操作性の点に関するネガティブなコメントは当を得ていないなと感じるようになりました。簡単に言うと「慣れ」ですね。慣れるに従い、操作キャラが思うように動かせるようになるので、シューティング要素の濃い本作の醍醐味ともいうべき「殲滅」感を味わえるようになります。周回するにつれ、キャラを変えてみたり、自分なりの縛りを入れてみるとまた、やり込み度が増します。
ただ、ストーリー性だけはやはり評価できません。この手のゲームには、あたかも映画のようなストーリーの中心にいる主人公に自らがなったように没入できる要素が重要だと思いますが、その点に関しては、戦闘特化のこのタイトルには望めません。チャプターが変わっても、場面を変えた戦闘のみ。この点は、この作品の個性として温かい目で見てやるしかないでしょう。

ところで、PS3版と比べてみた場合、グラフィックの質が格段によい点が挙げられます。PC版のよさはほぼこれにつきるでしょう。
グラフィックオプションの設定項目は、アンチエイリアス、影品質、テクスチャ品質、解像度程度ですが、解像度をFullHDに、他の項目をすべて「高」に（「高」が最高設定です）するとPS3版より遙かに高精細で、オブジェクトの質感も格段にリアルに見えます。見栄えだけではなく、高解像度であるが故に遠方の敵兵士がはっきりと視認でき、的確なショットが可能になるというプレイ上の利点もあります。もっとも、PC版はそれなりに重いので、最高設定でプレイするにはミドル〜ハイミドルクラスのビデオカード必須です。自分の場合、GeForce GTX650Tiを使ってますが、前述の最高設定にしても、アベレージ60〜70のフレームレートは確保できますので、快適です。AAをオフにすれば無印の650でもおそらくプレイアブルなので、結局それほどハードウェアへの要求は厳しくないようです。ちなみに、GT650M搭載の比較的多いゲーム向けノートでも動かしてみましたが、AAオフ、解像度をHD＋に落とせば快適に動作します。