キングダムズ オブ アマラー:レコニング の感想

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この作品は、元大リーガー200勝投手シリングが引退後に立ち上げたゲームスタジオの作品だそうです。
シリングは、かなりのゲーマーで、全財産をつぎ込んで本作を作り上げたそうです。
でも、結局100万本くらいしか売れなくて会社は倒産。シリングは全財産を失ったそうです。

前置きが長くなりましたが、肝心のゲームの中身なんですが、Amazonのレビューのとおり非常に良い作品です。
王道ファンタジーRPGなのですが、ものすごくマップが広く、クエストも多彩です。サブクエストもしっかり物語になっていて、単なるお使いクエストではありません。
なので、ボリュームは半端ないですね。結構な時間プレイしたのですが、まだマップの半分も制覇出来ていません。
至高の名作スカイリムにも匹敵するのではないかと感じるくらいです。

惜しむらくは、グラです。グラは褒められたものではないですね。登場人物の区別がつかないくらいです。この点で評価をマイナス1としました。
あと、言われている難易度ですがノーマルだと多少簡単かなと感じる方も多いかもしれません。

どういう経緯で日本でも発売になったのかは良く分かりませんが、根っからのゲーマー、カート・シリングが残した価値ある遺産であると言えるでしょう。

ストーリーは王道、スキルも多彩、装備も豊富（効果違いでほぼ無限）、クエストがちゃんと物語になっている、戦闘がスピーディー、ボリュームが半端じゃない。
いざゲームを始めるとやめられないんですよ、ほんと
もうちょっともうちょっとってついつい寝不足に
これはかなり個人差があるとは思うのですが、最後の最後までグラフィックが好きになれませんでした
フィールドは色彩鮮やかでとても綺麗だと思います
問題はそこに生活している人々です
みんな同じ顔なんです・・・種族違いがあるので全部で10種類位でしょうか
少しの違いはあるのかもしれませんが、どうみても一種族一家族です
選んだ種族と話してる時なんて鏡に話しかけてるような感じです
それと敵の種類も少ないですね、DLCが最初から入っているのでまぁなんとか許せますが本編は少ないです
ちょっと進むと見飽きたアニメーションで見飽きた敵が「グハハハ」と出現してきます
そのへんはちょっとガッカリしたので星-1にしましたが、トータルではとてもすばらしい作品だと思います
ロックピックがどんな鍵でも慣れるとすぐ開いちゃうとか、ジャンプできないからすぐ引っかかるとか、そんな細かい事は全然気にならないくらい面白いんです
細かいシステムは長くなるので他の方のレビューをご覧ください
これは買って損なしです

色んなところで評価が高かったので購入してみたのですが、大正解でした。

良かった点

・本当にボリュームがすごい。
現在40時間ほどプレイしていますが、マップで言うと全体の１／５ぐらいです。
ダウンロードコンテンツだったぶんも考えるとクリアまでどれだけかかるのか検討もつきません…
と、マップはかなり広いですが１度訪れた場所にはファストトラベルで一瞬で移動可能なのでご安心を。

・クエストがバリエーション豊富。
よくある数を増やしたいだけのような似たり寄ったりのお使いクエストはほとんどありませんし、どのサブクエストにもそれぞれちゃんとしたストーリーがあるのでやっていて飽きません。

・キャラの育て方が本当に自由。
剣士を育てて大剣を振り回すもよし、ローグで暗殺プレイをするもよし、魔法使いで魔法をバンバン撃ちまくるもよし、剣士と魔法使いを半々にしてハイブリッドなキャラにするのもよし、その気になれば剣士とローグと魔法使い全部の能力を組み合わせていくことも可能と本当に思いのままです。
バランスもよくできていて、どの職業が特に強いということもありません。
自分好みのプレイスタイルで自由に遊べます。

悪い点

・全体的に造語が多く物語を理解しづらい感じがある。
加えて登場人物の数も多いため話の中で「〜って誰だったっけか…」となることが多いです。
深く物語を楽しみたい方は相関図なんかを書きながらやると理解しやすいかもしれません。

・装備のグラフィックがほとんど同じ。
新しい装備を手に入れても同じグラフィックばかりなのが残念でした。
これだけ壮大な物語なのになんでここだけ雑なのか…個人的にはこれが１番残念でした。

・酔いやすい。
自分はゲームで酔ったりほとんどしない人間なのですが、なぜかこのゲームは２時間もプレイすると気持ち悪くなります。
3D酔いしやすい人には少し厳しいかもしれません。

難易度について