アートレス―マイノリティとしての現代美術 (ArtEdge) の感想
参照データ
タイトル | アートレス―マイノリティとしての現代美術 (ArtEdge) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 川俣 正 |
販売元 | フィルムアート社 |
JANコード | 9784845901180 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
1979年から活動を始め、今や押しも押されぬ世界的アーティストとなった川俣正が自らの作品を語っている本。これを読めば、彼の一通りの作品を知ることができる。
川俣は一般的な作品制作とは異なり、様々な人と関わりながら制作をしていく。また、作品は完成後取り壊されることが多く、プランニングのための模型とドローイングしか残らない。けれども、その中から生まれた作品はその場でしか生まれ得ないサイトスペシフィックな作品で、なくなってしまう儚さをも含んでいる。
”アートは必要か”という美術家としての疑問。この本の中で彼はずっとそのことを問い続けている。それが川俣の作品制作の糧の一つとなっているのだろう。
川俣は一般的な作品制作とは異なり、様々な人と関わりながら制作をしていく。また、作品は完成後取り壊されることが多く、プランニングのための模型とドローイングしか残らない。けれども、その中から生まれた作品はその場でしか生まれ得ないサイトスペシフィックな作品で、なくなってしまう儚さをも含んでいる。
”アートは必要か”という美術家としての疑問。この本の中で彼はずっとそのことを問い続けている。それが川俣の作品制作の糧の一つとなっているのだろう。