日本写真史 上 - 幕末維新から高度成長期まで (中公新書) の感想
参照データ
タイトル | 日本写真史 上 - 幕末維新から高度成長期まで (中公新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 鳥原 学 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784121022479 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 |
購入者の感想
幕末期の日本に写真が伝わってから、今日までの日本における写真の歴史をまとめた、文字通りの労作。
新書という形式のため、ある部分では、写真家の名前の羅列になってしまっているのは、仕方ないところだろう。
しかし、要所要所では、個々の作品への、その時代の評価と合わせて、筆者の見解も述べられている。
制約の中で、メリハリの効いた構成を目指している姿勢は、好感できる。
はじめは、記録としての役割が多かった写真が、次第に、個人の表現手段になっていく様子を、目の当たりにできる。
写真とは、一体なんであろうかと、この本を読んだ誰もが、自らに問いかけるに違いない。
新書という形式のため、ある部分では、写真家の名前の羅列になってしまっているのは、仕方ないところだろう。
しかし、要所要所では、個々の作品への、その時代の評価と合わせて、筆者の見解も述べられている。
制約の中で、メリハリの効いた構成を目指している姿勢は、好感できる。
はじめは、記録としての役割が多かった写真が、次第に、個人の表現手段になっていく様子を、目の当たりにできる。
写真とは、一体なんであろうかと、この本を読んだ誰もが、自らに問いかけるに違いない。