Programming Windows®, Fifth Edition (Developer Reference) の感想

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この本は第１版で大変お世話になりました。

作者はWindows内部に精通した方ですので、基本から学ぶのであればベストの選択です。

しかし、手っ取り早くプログラムを書きたい、という人には向きません。

特にＭＦＣだけで開発している場合はかえって混乱するかもしれません。

本書の書式は、目的の為のＡＰＩを紹介する毎にそのＡＰＩ登場の背景の説明がなされ、

ちょっとした私的エピソード等が続きます。

ただ読んでいる分には余計な文章が多く感じてしまいます。

しかしある程度プログラムを習得して読むとＡＰＩ作者の意図が判るようになり、

無限にあるＡＰＩ群から、今自分に必要なものを推察できるようになり、

そのＡＰＩ名さえ推理できるので、効率が一気にアップします。