UVERworld LIVE at KYOCERA DOME OSAKA(初回生産限定盤) [DVD] の感想

DVDの方を購入しました。
作品を見終えた直後ですが、大変感動したのでレビューします。

まずは作品の仕様から。
今回はトップメニューで歌詞のON/OFF切り替えが設定できます。
歌詞を見ながらライブ映像を見ると心に染みやすく個人的には大変嬉しかったです。
ただ『Born Slippy』の時だけは表示されないので少し残念ではありましたが致し方ないでしょう。（理由は割愛します）
また、今回の初回特典にはライブ本源のCDが付属していますので外出先ウォークマンを良く使用する方には嬉しいのではないかと思います。

続いて感想。
私は普段UVERworldのLIVE作品の中で男祭りを良く視聴します。
男同士のぶつかり合い、客席との距離も近いのものが好きな反面、ドーム等広大な会場の作品はイマイチ盛り上がりに欠け、物足りなさを感じていましたが、この作品と出会いこれまでに味わったことのない感動を覚えました。
本公演の直前にライブハウスをこなしていた事もあり、メンバー個々が非常にいいテンションでパフォーマンス出来ています。
盛り上がる所は煽り、バラードでは丁寧且つ力強く、表現力豊かに歌い上げ観客を魅了しているのが見て取れます。
随所で涙しているクルー（ファン）のカットが織り込まれており、もらい泣きさせられました。
また最後のMC、涙目でタクヤが語ったメッセージに大変感動しました。
ビッグマウスな彼が頭を下げながら精一杯放った言葉・姿に心打たれイメージの変わった人も少なからずいるのではないでしょうか。

彼らの魅力は重厚な『音』、
多様性に富んだ世界観の『歌詞』、
常に先（夢）を見据えいる『姿勢』、
そして見ていて恥ずかしくなるくらいの『友情』に溢れている所だと思います。
特にメンバー仲は羨ましいくらいで、自分もこんな仲間に出会いたいという憧れを抱きます。
周知の通り本作品のツアーからsax担当の誠果が正式にメンバー入りをしている事もあり、メンバーそれぞれがずっと抱えいた心の痼りが取れ解放・覚醒したような印象を受けました。

私はこのライブへ行きましたが、こんなにもまた行きたいと思えるのは初めてでした。
UVERworldが京セラドームに対する気持ちがたくさん詰まった作品だと思います。
ライブへ行った人でも、たくさん想いが感じれるものだと思います。
映像もまるまる入っていて、さらに初回限定盤でライブ音源全曲のＣＤも付いてきます。
全部を通してとても満足のいく作品だと思います。