昭和天皇実録 第二 の感想

宮内庁の編集なのだから、最終確定版ということでしょう
そう、今後、日本が１０００年、２０００年続く場合（そう祈りますが）でも
本シリーズがソース第一史料になることは当然ですよね。

ということは、歴史のみならず政治について論じる研究者・ジャーナリストにおいて必携ということになります。
本シリーズにおける昭和天皇のお考えや振る舞いを前提に、
言論活動をしないようでは、その人物の言論は、いかに空虚になることでしょうか？

研究者の場合は、「まぁ、必要経費だな」という理由で、普通のお方は読むと思います、
問題なのは、ジャーナリスト連中なんですよね。
多くのジャーリストは、熱心な研究家であることは事実です。
しかし、一部において、不勉強は言うまでもなく、やっつけ仕事をしながら、
更に悪いことに、妄想、捏造で報道活動をする輩が存する絶望的状態にあるのが
現在の日本のジャーナリズムです。
そういう妄想、捏造で記事や本を書くジャーナリストの顔を想像しただけで吐き気がします。

こんな文章を書くと、「ネトウヨ即認定→人民裁判の名において斬首→胴体八つ裂きの上、腐敗するまでさらしモノ」
ということになるんですよね
こういう日本人が多く存することに胸が痛みます
今は亡き先輩の方々が、あちらの方で、どう思っていることか、想像して、また心が痛みます。