いちばんわかりやすいDTMの教科書(CD-ROM付き) の感想

初歩的なことから丁寧に書かれていて、初めてDTM(オリジナル曲作成・歌ってみた・演奏してみた)に挑戦する方にぴったりだと思います。
逆に順調に音楽制作を続けている方には物足りない内容かもしれません。(と本書にも書いてあります。)

・流れ
(1) 準備編：DTMに必要なもの(Cubase・Sonar等のDAW ソフト・オーディオインターフェイス・MIDIインターフェイス・スピーカー・ヘッドホン・マイク)
(2) 仕込み編：楽器ごとの基礎テク(実際にCubaseを使用してのDTMの流れ解説、ドラム打ち込み→ベース→ギター→ヴォーカルと録音していき、mixまでの流れ)
(3) 仕上げ編：音楽的なブラッシュアップ(midi、イコライザー・ディレイ・リバーブ・コンプレッサー・リミッター→ ミックスダウン・マスタリング)
(4) 応用編：ワンランク上のワザ(DAWソフトへのプラグイン、初音ミク)

といった基本的な流れがわかります。

本書でDTMによる楽曲制作の大まかな流れを理解した後、作曲・編曲、打ち込みフレーズ、ミックス・マスタリングの教本と揃え、知識を補強されていくのが良いと思います。0