Ultimate Spanish Review and Practice with CD-ROM, Second Edition (UItimate Review & Reference Series) の感想

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・簡単な解説の後に、多くの問題を解かせることで、知識を反射神経へと定着させる優れた問題集。
・イタリア語には、『現代イタリア語入門講座』という、多くの例文を読ませ、たくさんの書き換え問題を解かせる優れた入門書兼問題集があり、後から開始したイタリア語がスペイン語よりわかるようになってきたことから、スペイン語で同様の書籍を探していて出会ったのが本書（和書には見つからなかった。無駄な投資もした）。
・全28課で、前半はとにかく動詞の活用、次に他の品詞、最後に熟語や格言。約400問の練習問題はさながら千本ノック。色刷りでもなんでもなく、解説を読み、ひたすら問題を解く、硬派の本。
・（私も最初は使ったが）和書の薄い入門書でも2千円以上するものがざらにあるなかで、円高とはいえ、これだけの分量と充実度でこの値段はお買い得。
・解説は簡易な英語。設問はスペイン語。ある程度かじったことのある人は、この問題集から始めてもよいかもしれないが、ゼロから始める人は、日本語の入門書を終えてからのほうがよいと思われる。
・付属CD-ROMはインストールはうまく行ったが（WindowsXP）、私自身は、本書を2巡するのに精一杯でほとんど使っていない。もしかすると役に立つかもしれないが。
・フランス語にも同様の書籍があり、こちらもお勧めと思われる。