一流の人は上手にパクる――仕事のアイデアがわいてくる大人のカンニング の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

ビジネスでもスポーツでも芸術でも、ほぼ例外なく土台となる雛型をまず作らなければならない。
すでに上手くいっている人を真似することは、この上手くいく雛型を一気に構築することなのだ。
真似こそ自分の成功、成長への最短の手法となる。

自分流のやり方は、この型が完全に構築してからでまったく遅くない。
上手い人を真似る、これに尽きる！

成功したビジネスにはそれ相応の理由がある！ということが具体的事例を読むことで理解が出来面白い内容でありました。

第１章
「大人のカンニング」とは？？
⇒答えがない、いつでもカンニングする（遭遇するともいうべきか）、他業種をカンニングする・・とある。これは私も仕事柄、その世界での成功事例・失敗事例に染まりやすいため、「他業種を参考にする」には強く同意！！
「ビジネスセンスは・・・トレーニング次第でどんな人でも身につけることができます」とある。
具体事例・・・フェデックス、ヤマト運輸、吉野家。ビジネスで成功している人は、それ相応のヒントを元にビジネスの宝を手にしているのであろう。

第2章
そのための必要なステップ・・・情報収集力・情報変換力・情報応用力（俣野さん曰く引き出せる情報の差が人によって異なると）

「感動」のレベルの違いが、情報に対する感度の差となり、情報収集の精度の差となります・・・・・その通り！！

　ある事象の「見せかた」についての具体事例・・・・「魅せかた」と表現すべきか。具体例１-３が書かれている。

　情報感度を上げるための「メタ認知」・・・自分の感情をコントロールする！には納得。

　好奇心のルール化・・・・ビジネスにおいて情報収集する際の心得、フィルタは外すとある。強く同意したところ。
　何事も変化を受け入れることであろう。

　ウォルマート、スターバックスコーヒー・・3Mのポストイットの発見はとても有名ですが、ここでも紹介！！

　『他業種を見る！』・・・見るべきものは同業者でなく他業者です！に強く同意。

第3章
『特殊はない』・・・その筋のベテランになれば、陥る可能性が高い言葉。やりもせずに、自分たちの業界ではなしえないという
　否定的な言葉かもしれない。否定をしていてはチャンスを逃すうえ得することは何もないですよね。
青山フラワーマーケット、はなまるうどん、ザク豆腐・・・

「逆方向からみると物の考え方がかわる」・・・・・