日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する の感想

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参照データ

タイトル日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する
発売日販売日未定
製作者アービンジャー・インスティチュート
販売元きずな出版
JANコード9784907072162
カテゴリ » ジャンル別 » 趣味・実用 » 自己啓発

購入者の感想

「箱」シリーズの最新作。レビューをするか迷ったのですが、ネガティブな感想も、今後の指標になるかもしれないと思い、書くことにしました。

結論から言えば、「自分の小さな「箱」から脱出する方法」(以下「緑本」という。)を読んだ方がいいのではないか、と感じました。理由は、以下の通りです。

・出版年が緑本は2006年に対し、こちらは2014年。7年以上あったにも関わらず、緑の本以上の内容がほとんど書かれていない。
・中身がスカスカ。「自分の小さな「箱」から脱出する方法」と比べれば一目瞭然ですが、頁が40頁ほど少なく、かつフォントも大きい。にもかかわらず、100円しか違わない。
・緑本は海外の企業が舞台、この本は日本が舞台ですが、違いがほとんどない。せめて、日本特有の話(例えば、ブラックに近い会社でかつ、自己欺瞞が蔓延している会社で、どうするべきなのかなど)での解決法を提示してほしかった。
・展開が無理くりすぎる。一応、ネタバレになるので伏せますが、チープな衝撃的展開をぶっこむのではなく、あくまで日常を貫いてほしかった。
・主人公は、過去の清算―罪障消滅に失敗しているが、この点について宙に浮いたままになっている。
・主人公の、一番肝心な人間との自己欺瞞を解決する部分が、あえて書かれていないが、こここそ表現するべきであったと感じた。

内容そのものはいいですので、☆を1つ増やして2としました。しかし、この本を買う意義は、私には見出せません。
もしこちらの本の方が良い、という方がいらっしゃいましたら、よろしければ、「緑本よりここがいい」という話を教えていただきたいです。自分の読解力不足かもしれませんし・・・

自分の小さな箱から脱出する方法。を初めて読んだ時に衝撃を受け、それ以来バイブルとして手元に置き何度も読み返している者です。

久しぶりに箱の本の新刊が出るという事でワクワクしながら読みました。
日本の会社員が主人公。登場人物の数も適度でとてもイメージしやすく、一日ですぐに読めてしまいました。

読み終わっての率直な感想ですが、このオレンジの本はタイトルにある様に「イライラから解放される」事に主眼を置いている様に思いました。
なので日常のイライラから解放されたい!と願う人には特効薬になり得るかと思います。
しかし箱の本を何冊か読んでいて、箱に対して更に理解を深めたいといった私の様な欲求をお持ちの方には少し物足りないかもしれません。

共謀や箱を持ち歩くといった、緑の本に詳しく書いてあった内容はあまり書かれておらず、殆どが箱に入る危険性と箱から出る事の有用性について述べられている様に感じました。
また緑本に頻繁に登場したユルい絵と図を使った説明も全体的に少なかった様に感じます。
物語のイメージのしやすさではオレンジ本に軍配が上がると思いますが、内容の細かさ深さ、そして理解した時の衝撃はやはり緑本には及ばないと思いました。

オレンジ本のレビューなのに、緑本と比べて評価するのは愚かな行為かもしれませんが、
緑本に書かれていてオレンジ本に書かれていない事が多く、その逆は殆どない様に感じたのが少し残念でした。
なので☆4つの評価とさせて頂きました。0

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