自衛隊員が撮った東日本大震災　内側からでしか分からない真実の記録 の感想

東日本大震災は、戦後最大級の自然災害だった。そして、それに真っ先に被災地に駆けつけ、救助、遺体捜索、瓦礫撤去、被災者援護、原発事故等に対応したのが日本国自衛隊だった。未だ一部の国民に理解されず、世界情勢に合わない日本国憲法に縛られた自衛隊が、全世界の人々の前で、掛け値なしの献身的行動を行った記録です。しかし、彼ら防人達の努力も、限られた防衛費の中で不足した資機材で遣り繰りした事実を知る国民は少ないはずです。もっと人員がいたら、もっとヘリコプターがあれば、もっと輸送船があれば、もっと多くの人々を早く救助できたであろう。この経験を生かして、国民はもっと自衛隊を大切に育てるべきだ。来るべき時に備えて。