大鏡 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) の感想

本書は、各話を通釈・原文・寸評で構成し、補足説明のコラムも交えています。
この通釈は、注にすべき内容を織り込んでおり、分かり易くなっています。
古典文学を読んでみたいとは思っても、全文を読むのは無理だろうと思いビギナーズ・クラシックスを読んでいますが、９冊目にして初めて全文を読みたいと感じるほど、興味深い内容でした。
星を３つにした理由は、全文を読みたいと感じるほど、本書に物足りなさを感じたためです。