生きる武器を持て トルストイの叡智 (智恵の贈り物) の感想
参照データ
タイトル | 生きる武器を持て トルストイの叡智 (智恵の贈り物) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | レフ・トルストイ |
販売元 | イースト・プレス |
JANコード | 9784781607702 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 名言・箴言 » その他の外国文学 |
購入者の感想
人生論や智恵の暦からの抜粋がほとんどですが、死や愛など普遍的なテーマが格言として、とてもわかりやすく翻訳されており、素直に心に入ってくる内容でした。
西洋思想だけでなく、老子や仏教などの東洋思想も混ざり合ったトルストイの言葉は、国籍や宗教、生死などの領域を超えて、全て人々に活力を与えると改めて感じました。
最後に、本書からの抜粋をひとつ記載させていただきます。
NO.106
死してのちも、心に強く訴えかける存在。その人は死人だと言えるのだろうか。
「この思い出は、兄が死んだ後も、生きていたときとまったく同じことを私に要求する。そればかりではない。彼の死後は、生きていたとき以上に強く私を縛りつけるようになった。兄の中にあった生命の力は、消えも減りもしなかったばかりか、そのまま残ったのでさえなく、かえって力を増して、以前よりもいっそう強力に私に働きかけてくるのだ。」ー人生論
西洋思想だけでなく、老子や仏教などの東洋思想も混ざり合ったトルストイの言葉は、国籍や宗教、生死などの領域を超えて、全て人々に活力を与えると改めて感じました。
最後に、本書からの抜粋をひとつ記載させていただきます。
NO.106
死してのちも、心に強く訴えかける存在。その人は死人だと言えるのだろうか。
「この思い出は、兄が死んだ後も、生きていたときとまったく同じことを私に要求する。そればかりではない。彼の死後は、生きていたとき以上に強く私を縛りつけるようになった。兄の中にあった生命の力は、消えも減りもしなかったばかりか、そのまま残ったのでさえなく、かえって力を増して、以前よりもいっそう強力に私に働きかけてくるのだ。」ー人生論