ダメをみがく―“女子”の呪いを解く方法 の感想
参照データ
タイトル | ダメをみがく―“女子”の呪いを解く方法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 津村 記久子 |
販売元 | 紀伊國屋書店 |
JANコード | 9784314011051 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 日本のエッセー・随筆 » 近現代の作品 |
購入者の感想
女性が男性と同等に働くことが当たり前になった今、「AERA」とか「日経WOMAN」を開くと、あまりのまぶしさに、くらりとめまいがします。
登場する女性は華やかな職場でばりばり仕事をするだけでなく、素敵な夫と子供がいて、自分の母親やお姑さんのバックアップをうけつつ、忙しいのににこやかで、イイ趣味持ってて、美人で、スタイルが良い上に、ファッショナブル!
・・・・・・そこまで完璧じゃないといけないですか?
つか、身近にすぐれた女性の先輩がいないからこそ雑誌を開くわけですが、ここまで完璧なモデルを提示されても、まねのしようがないのですが。とりつくとっかかりすら、ありません。
しかしこの本では、すごーく仕事ができる二人の女性、スーパー編集者の深澤真紀、芥川賞作家の津村記久子というすごい女性達が登場しておきながら、ぜんぜんダメな仕事の仕方をお話しし、全然ダメな家庭について語るのです。
ダメというより、「適当にやれば良いんだよ」という手抜き、気抜きのおすすめですが、笑いながら読んで、本当に心が軽くなります。
とにかく仕事にせよ家庭にせよ、女性に相談すると「そんなんじゃダメよ」「ちゃんとしなさい」「がんばりなさい」と言われることばかりなのに(よく考えたら、それってマウンティングなの?)、これだけ仕事ができる女性達が、「完璧じゃなくても良いんだよ」と言ってくれるのです。
彼女たちが見栄をはらないお人柄だからか、あるいは、本当に後輩達のためを思っているからか。
今、仕事とか家庭とかに悩んでいて、自分にがんばりがまだまだ足りないと思っている女性は、ちょっと頭を休めてお二人の言葉を聞くべきかもしれません。
なんといっても、「親と仲良くしなくちゃならないことなんかない」ですからね。
「合わない人とは、永遠に合わない」とか。
女性は、なんとか努力して人と合わせようとすることがほとんどで、でもそれでとても疲れるものですし。
登場する女性は華やかな職場でばりばり仕事をするだけでなく、素敵な夫と子供がいて、自分の母親やお姑さんのバックアップをうけつつ、忙しいのににこやかで、イイ趣味持ってて、美人で、スタイルが良い上に、ファッショナブル!
・・・・・・そこまで完璧じゃないといけないですか?
つか、身近にすぐれた女性の先輩がいないからこそ雑誌を開くわけですが、ここまで完璧なモデルを提示されても、まねのしようがないのですが。とりつくとっかかりすら、ありません。
しかしこの本では、すごーく仕事ができる二人の女性、スーパー編集者の深澤真紀、芥川賞作家の津村記久子というすごい女性達が登場しておきながら、ぜんぜんダメな仕事の仕方をお話しし、全然ダメな家庭について語るのです。
ダメというより、「適当にやれば良いんだよ」という手抜き、気抜きのおすすめですが、笑いながら読んで、本当に心が軽くなります。
とにかく仕事にせよ家庭にせよ、女性に相談すると「そんなんじゃダメよ」「ちゃんとしなさい」「がんばりなさい」と言われることばかりなのに(よく考えたら、それってマウンティングなの?)、これだけ仕事ができる女性達が、「完璧じゃなくても良いんだよ」と言ってくれるのです。
彼女たちが見栄をはらないお人柄だからか、あるいは、本当に後輩達のためを思っているからか。
今、仕事とか家庭とかに悩んでいて、自分にがんばりがまだまだ足りないと思っている女性は、ちょっと頭を休めてお二人の言葉を聞くべきかもしれません。
なんといっても、「親と仲良くしなくちゃならないことなんかない」ですからね。
「合わない人とは、永遠に合わない」とか。
女性は、なんとか努力して人と合わせようとすることがほとんどで、でもそれでとても疲れるものですし。