1人で100人分の成果を出す軍師の戦略 の感想
参照データ
タイトル | 1人で100人分の成果を出す軍師の戦略 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 皆木 和義 |
販売元 | クロスメディア・パブリッシング(インプレス) |
JANコード | 9784844373582 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
ビジネス書コーナーに置いてあり、帯にも「軍師の知略をビジネスに活かせ!」とあったので手にとった一冊。
この本に書いてある内容を活かすのは自分次第だろう。
戦国時代の軍師が紹介されているのだが、誰の軍師であるのか、生い立ち、若き時代をどう過ごして、どのような背景で軍師となっているかなどその人物の経歴から始まる。このように経歴、人物概要を知りたければ本書はよいと思う。
戦略をビジネスに活かすために期待した軍師としての戦略そのものの記述が占める割合は少ないという印象だ。
各軍師の厳選された情報と捉え、自分で応用するしかない。
また、本書から得られた情報から詳細を調べていくことを行うのも自分次第。
次段階として参考文献『名将言行録』は読みたいと思う。
この本に書いてある内容を活かすのは自分次第だろう。
戦国時代の軍師が紹介されているのだが、誰の軍師であるのか、生い立ち、若き時代をどう過ごして、どのような背景で軍師となっているかなどその人物の経歴から始まる。このように経歴、人物概要を知りたければ本書はよいと思う。
戦略をビジネスに活かすために期待した軍師としての戦略そのものの記述が占める割合は少ないという印象だ。
各軍師の厳選された情報と捉え、自分で応用するしかない。
また、本書から得られた情報から詳細を調べていくことを行うのも自分次第。
次段階として参考文献『名将言行録』は読みたいと思う。
経営コンサルタントにして、歴史研究家という著者ならではの書籍だ。
本書の帯には「軍師の知略をビジネスに活かせ」とある。戦国時代を
彩った10名の軍師の生き様からの学びをビジネスに活かそうという
のが本書の主張だ。
読み物としては面白い。こうした書籍では、軍師本人のものと思われ
る言だけを掲載し、それに今日的な解釈を加える場合が多いが、時折
軍師の生き様に対し、今日各界で活躍される方々の名言を当てはめ
るというのは斬新に感じる。
もっとも、歴史好きには、取り上げた軍師への考察が浅く、ビジネス戦
略に期待を持たれた著者には、戦略への言及が少ないという消化不
良に陥る可能性があることも否定できない。
ビジネス戦略に、軍師の知恵を活かすのではなく、ビジネスに活きる
個人の心構えを見出すため思うと良い書籍ではないか。
本書の帯には「軍師の知略をビジネスに活かせ」とある。戦国時代を
彩った10名の軍師の生き様からの学びをビジネスに活かそうという
のが本書の主張だ。
読み物としては面白い。こうした書籍では、軍師本人のものと思われ
る言だけを掲載し、それに今日的な解釈を加える場合が多いが、時折
軍師の生き様に対し、今日各界で活躍される方々の名言を当てはめ
るというのは斬新に感じる。
もっとも、歴史好きには、取り上げた軍師への考察が浅く、ビジネス戦
略に期待を持たれた著者には、戦略への言及が少ないという消化不
良に陥る可能性があることも否定できない。
ビジネス戦略に、軍師の知恵を活かすのではなく、ビジネスに活きる
個人の心構えを見出すため思うと良い書籍ではないか。
著者が、経営コンサルタント兼「歴史研究家」という変わった肩書の方です。
ビジネス書コーナーにならんでいたのですが、本を開いてびっくり、いきなり毛利・織田の東西勢力争いの話からスタート。
以降、著者の肩書に恥じぬ知識量で、戦国時代後半の軍師たちの活躍について描かれていきます。
ただその間に、軍師たちの取った行動が、マネジメント論的・経営戦略論的にどのような役割を持っていたのか、
そして経営者・偉人たちの名言が差し込まれてきます。
こららの成分が、見事にミックスされていて、飽きませんし、楽しい!
肩書に恥じぬ、歴史・経営の絶妙なHYBRIDでした。0
ビジネス書コーナーにならんでいたのですが、本を開いてびっくり、いきなり毛利・織田の東西勢力争いの話からスタート。
以降、著者の肩書に恥じぬ知識量で、戦国時代後半の軍師たちの活躍について描かれていきます。
ただその間に、軍師たちの取った行動が、マネジメント論的・経営戦略論的にどのような役割を持っていたのか、
そして経営者・偉人たちの名言が差し込まれてきます。
こららの成分が、見事にミックスされていて、飽きませんし、楽しい!
肩書に恥じぬ、歴史・経営の絶妙なHYBRIDでした。0