レッド-デラックス・エディション の感想

先行シングルWe are never ever getting back togetherをはじめ一度聞いたら耳から離れないメロディは、敏腕プロデューサーとの共作から得たものだと感じます。
16曲プラス2枚目CDということでお腹いっぱいになりそうですが、かなり聞きやすく多い曲数もすんなりと聞けます。

1stから音楽性が徐々に変化しているのでこのアルバムもまた賛否両論あると思います。特に3rdのセルフプロデュースから大きく変わった今回は(も)意見が分かれるかもしれません。

カントリー色はますます薄くなり、カントリーポップの曲が数曲あるかな?ってくらいになってると思います。ですが後半の曲を聞くとカントリー要素が含まれていて、そこでテイラーのルーツだと感じることができます。

本人がREDというくらいなので、歌詞の内容の濃さがこのアルバムの良さだと思います。失恋に立ち直るなら、遊ばれてしまった…そんな方がいたらプレゼントしたいアルバムになってます。もし失恋したとしてもこのアルバムに励ましてもらおうと、そんなことまで思えちゃいます(笑)

このアルバムを聞いて進化は変化であると思いました。アーティストは同じ曲ばかり作ってもリスナーは飽きてしまう。常に進化が求められる立場にあると思います。進化するためには新しいものを取り入れたりなど変化しなければならない。この変化が今回のアルバムに色濃く出ているのではないでしょうか。歌もうまくなりましたし、とてもよい変化であり成長といえると思います。

現在絶賛恋愛中のテイラーなので次のアルバムでは恋してる曲が増えるのかな?と思ったり。今までのアルバムも今回のアルバムも通過点。次はどんな音楽を届けてくれるのだろう?とワクワクするアルバムでした。

みずみずしいピチピチとした楽曲。気持ちよく聞き続けられます。買ってよかった。0