WORLD END ECONOMiCA Episode.3[同人PCソフト] の感想
参照データ
タイトル | WORLD END ECONOMiCA Episode.3[同人PCソフト] |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | Spicy Tails |
機種 | Windows 7 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | PCソフト » ジャンル別 » PCゲーム » アドベンチャー |
購入者の感想
WEE堂々の完結。
これが同人で出されていることで、
非常に口惜しい。もっと広がればいいのにと思う一方で、
結末は同人らしい粗さも見られたように思う。
つまるところ、私はもうWEEのエピローグがほしいのだ。
本作は舞台は違えど、史実を土台にしたお話である。
(史実というにはあまりにも記憶に新しい話かもしれないけれど、
彼ら月の住人に言わせれば、金融の世界なんて、
数年も前は遠い過去のように語るだろうからきっと問題ない)
私は支倉先生の描く、歴史の先を見たかった。
そういった意味で、本作は私の中で消化不良なのだ。
本作は、登場人物が人生を決定するための選択をすることに描写の重点が
おかれているように感じる。
本作の登場人物であるハルやハガナをはじめとして、
セローやクリス、リサやエレノア、バートンにいたるまで、
それぞれの選択によってそれぞれの人生を歩む決意は描かれていた。
だが、それだけでいいのだろうか。
彼ら、特に今回の事件に深く関わった人間は、
「自分の選択」を描くだけで終わるにはあまりにも
強大すぎる存在ではなかっただろうか。
彼らが最後にした選択は、月のすべての住人だけでなく、
地球の住人にも大きな影響を与えることだろう。
そんな中で、結局数年後の月はどうなっているのだろうか。
ハルたちが最後に出した、月を救うための選択肢が結局何を生み出したのか、
本書は[登場人物の選択]にとどまらず、
[その結果]を書ききってこそ本当の結末であり、
それでこそ経済をテーマにした小説家であると私は思う。
狼にエピローグの1冊があったように、
WEEにもエピローグが必要だと思う。
WEEだからこそ、私はエピローグの1作を望んでやまない。
これが同人で出されていることで、
非常に口惜しい。もっと広がればいいのにと思う一方で、
結末は同人らしい粗さも見られたように思う。
つまるところ、私はもうWEEのエピローグがほしいのだ。
本作は舞台は違えど、史実を土台にしたお話である。
(史実というにはあまりにも記憶に新しい話かもしれないけれど、
彼ら月の住人に言わせれば、金融の世界なんて、
数年も前は遠い過去のように語るだろうからきっと問題ない)
私は支倉先生の描く、歴史の先を見たかった。
そういった意味で、本作は私の中で消化不良なのだ。
本作は、登場人物が人生を決定するための選択をすることに描写の重点が
おかれているように感じる。
本作の登場人物であるハルやハガナをはじめとして、
セローやクリス、リサやエレノア、バートンにいたるまで、
それぞれの選択によってそれぞれの人生を歩む決意は描かれていた。
だが、それだけでいいのだろうか。
彼ら、特に今回の事件に深く関わった人間は、
「自分の選択」を描くだけで終わるにはあまりにも
強大すぎる存在ではなかっただろうか。
彼らが最後にした選択は、月のすべての住人だけでなく、
地球の住人にも大きな影響を与えることだろう。
そんな中で、結局数年後の月はどうなっているのだろうか。
ハルたちが最後に出した、月を救うための選択肢が結局何を生み出したのか、
本書は[登場人物の選択]にとどまらず、
[その結果]を書ききってこそ本当の結末であり、
それでこそ経済をテーマにした小説家であると私は思う。
狼にエピローグの1冊があったように、
WEEにもエピローグが必要だと思う。
WEEだからこそ、私はエピローグの1作を望んでやまない。