新しい物性物理―物質の起源からナノ・極限物性まで (ブルーバックス) の感想
参照データ
タイトル | 新しい物性物理―物質の起源からナノ・極限物性まで (ブルーバックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊達 宗行 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062574839 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 物理学 » 一般 |
購入者の感想
物性物理って面白いんですね!
個人的には、学問的にはやりつくされた感があり、面白みがないのではと思っていたのですが、この本を読んでイメージが変わりました。
エレクトロニクスからスピントロニクスへ、ナノテクノロジー、極限状態(極低温・超高圧・強磁場)での物性の変化…などなど。
超高圧では酸素も超伝導になるなんて、思いもよらない事実ばかり。
もちろん最先端の技術的な話なので、全てが理解できているとは思いませんが、筆者の話の進め方、読みやすい構成に引き込まれて、どんどん読んでしまいました。
この本を理解するうえで必要な、相対性理論や量子論、電磁場の理論について最低限の事柄を、最初の方で分かりやすく説明した上で、いろいろな領域の研究されている状況や最先端の情報を説明してくれているので、難しい事柄なのでしょうが、抵抗なく読んでいくことができます。
このような物性物理の最先端の状況を知ることができただけでもうれしい1冊です。
少しでもエレクトロニクス関連、物理の世界に興味のある方にはたまらない本だと思います。
また、高校生の皆さんに是非とも読んでもらい、日本の学問や技術のレベルを上げる研究者になる契機にして欲しいと思いました。
個人的には、学問的にはやりつくされた感があり、面白みがないのではと思っていたのですが、この本を読んでイメージが変わりました。
エレクトロニクスからスピントロニクスへ、ナノテクノロジー、極限状態(極低温・超高圧・強磁場)での物性の変化…などなど。
超高圧では酸素も超伝導になるなんて、思いもよらない事実ばかり。
もちろん最先端の技術的な話なので、全てが理解できているとは思いませんが、筆者の話の進め方、読みやすい構成に引き込まれて、どんどん読んでしまいました。
この本を理解するうえで必要な、相対性理論や量子論、電磁場の理論について最低限の事柄を、最初の方で分かりやすく説明した上で、いろいろな領域の研究されている状況や最先端の情報を説明してくれているので、難しい事柄なのでしょうが、抵抗なく読んでいくことができます。
このような物性物理の最先端の状況を知ることができただけでもうれしい1冊です。
少しでもエレクトロニクス関連、物理の世界に興味のある方にはたまらない本だと思います。
また、高校生の皆さんに是非とも読んでもらい、日本の学問や技術のレベルを上げる研究者になる契機にして欲しいと思いました。