トヨタ生産方式の逆襲 (文春新書) の感想

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参照データ

タイトルトヨタ生産方式の逆襲 (文春新書)
発売日販売日未定
製作者鈴村 尚久
販売元文藝春秋
JANコード9784166609680
カテゴリビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業経営 » 企業革新

購入者の感想

 本書は、コンサルタントの役割に徹し、メディアで発言してこなかった筆者が、トヨタ生産方式の本質について、はじめて公に明らかにしたものである。この本を読んでみるまで、自分自身が実際に、トヨタ生産方式について、誤解していた(表面的に捉えていた)面がある、と実感した。具体的に、これが重要だったのか、とあらためて認識したのは、以下の点である。
・かんばん、とは在庫を持たないことではなく、顧客の要求に即応して、リードタイムを短縮し、欠品しないこと。そのため、適正な在庫は持つ。
・カイゼンとは、人員削減のためではなく、働く人をハッピーにすることが目的。
・表面的なカイゼンで、ホワイトカラーの工数が増えては意味がない。
・ホワイトカラーは、お客様と現場の交流を阻害する「電離層」になりやすい
・だからこそ、生産、販売、サービスを一体化したカイゼンを考える必要がある。
 大野耐一氏の著作を同時に改めて読むと、かんばんとカイゼンの本質に迫れるのではないだろうか。

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