会社を辞めないという選択 会社員として戦略的に生きていく の感想

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タイトル会社を辞めないという選択 会社員として戦略的に生きていく
発売日販売日未定
製作者奥田 浩美
販売元日経BP社
JANコード9784822268428
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 経営学

購入者の感想

バリバリ働いていらっしゃるビジネスマンに怒られそうですが(まだ入社もしたことのないぺーぺーなので!)、「んー、わかるわかる」という感じでスラスラ読み切りました。

パートタイムで働いていても、会社という組織に属していて、時たまあるトップダウンの指示にうんざりすることもあります。現場の声わかってないんだな、想像力がないなって。
でも組織に属していないとできないこともある(組織力・資金力など)と痛感していたので、少し考え方を変えるだけで(自分が会社を使う、何を与えられるか考えるという本の中の考え方)ポジティブに組織に属せるなあ、と思いました。
就職活動なら、会社にどう選ばれるかではなく、どう会社を活かすか、と少し視点を変えるだけで選び方もだいぶ変わっていただろうなと感じました。
(組織に属するとか無理だと思ってたけど、自分も会社員になれそうな気がしてきた…!単純です)

「こんなに頑張っているのに評価されない」というのは誰もが思いがちなことだと思います。それは本当に会社が求めている頑張りなのか?という問い返しで思い出したことがあります。(p36)
それは就職活動時に、「好きなことに関係する会社を選びたい」と思っていたけれど「好きであることは会社は求めていないんじゃない?」と言われたことです。

当時も目からうろこが落ちた気分になりましたが、自分が求めていることと相手(ここでは会社ですね)が求めていることが違えばそれはうまくいかないですよね。どちらかに不満がある状態になって当然です。それを再認識させられました。

1つだけひっかかかったのは、
「すでに得意なこと、好きなことで仕事をしたい」という考え方はやめるべきという部分です。(p100)
まさに今自分は好きなことに関係する仕事を探していました。一方パートタイムの仕事では、長く属している経験を活かして、その組織の中で必要とされているかつ自分にしかできない仕事をしていました。

奥田浩美さんの最新刊であり、二冊目の著書となる『会社を辞めないという選択』。

当初、タイトルを一見した時は「転職をせず(or諦めて)会社に残り続けるための処世術」について書かれていると思っていました。
でも実際に読んでみたら『あなたが起業ではなく会社という存在を用いた場合、これからどのように自分を活かし高めていきますか?』について書かれていました。
例えば、以下のような感じす。(内容一部抜粋)

●職場内での意見の合わない人との向きあい方
 →自分と意見が合わない人、対立する人は、自分が表現できない部分を持っている。
  つまり自分を補完してくれる存在になり得る。

●3年後に求められるものを(人・お金・時代に照らし合わせて)意識すること
 →今直ぐに求められるものと、3年後に求められるものを考える。
  今売れるものだけを売っていたのでは、数年後には立ち行かなくなってしまう。

●不人気な部署やポジションで変革を起こせるか?
 →会社内で不人気なところほど、一人の影響力が大きい。この凹みを出っ張った部分に変える。
  そこには大きな伸びしろがある。

他にも色々書かれていますが、正直なところ、この本に書かれているのは『キッカケ』です!
なぜなら概念的な記述になっている点も、複数あるからです。

でもそれは、【読了後、自分なりの『咀嚼』と『行動』を伴うが大切だよ!】という著者メッセージとして自分は受け取りました。

「具体的な事例をもっと知りたい!」という人や「この一冊だけじゃ分からないな~」という方は、例えば下記の本等と併読してみては如何でしょうか?
30歳にてSAPジャパンで史上最年少の部長に着任された金田 博之さんの『仕事に才能はいらない』

■仕事に才能はいらない
 金田 博之 (著)

や、SONYにて子犬型ペットロボット『AIBO』を手掛けられた天外 伺朗(土井 利忠)さんの

■人材は「不良社員」からさがせ

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