オールカラー最新軍用銃事典 の感想

東西ありとあらゆる銃器の写真と紹介が載っています。
これほど、沢山の銃が紹介されている本は他に無いのではないでしょうか。解説自体は淡々としていて、その銃が「どんなものであるのか」が分かりやすい。
ただ、古い銃は載っていないので、第二次世界大戦時にバリバリ活躍した銃の情報をお求めの場合は別書籍にしたほうが良いかも。
個人的かわがままであるが、できれば掲載されているすべての銃の左右両方の姿見を載せて欲しかった。そうすればセレクタがアンビなのかとか、コッキングハンドルの位置とか分かるしね。
あともう一つ、載せている他の資料本も少ないが、アイアンサイトの形状も分かれば良かったかなぁ。

銃が好きで、今まで多くの本を買ってきましたが、
この本がその中でも群を抜いた掲載数です。

AKシリーズやM16シリーズなどはよく目にしますが、
南アフリカや東欧諸国の超マイナーな銃器まで網羅しているのは
この本が初めてのように思います。

比較的情報が新しいこともポイント高いです。
説明も全ての銃器についており、読み応えがあります。
銃の写真をパラパラ眺めるだけでも楽しめます。

全然知らないという方からマニアな方まで、
どんな方にもオススメできる商品です。
少々値が張りますが、その価値はあるでしょう。