わたしのウチには、なんにもない。4 はじめての遺品整理。さすがのわたしも辛かった・・・ の感想

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ゆるりさん個人のご家庭の裏事情を赤裸々に描いた本です。「捨て」や「お片づけ」とは全く関係のない内容です。そこに興味が持てるかどうかだと思います。私は…すみません、あまり興味なかったです。こういう個人の家庭事情って、芸能人やスポーツ選手、芸術家など有名人ならともかく、平々凡々な一個人の場合、そんなに需要があるものなんでしょうか？ 遺品整理のコツがみっちり書いてあるわけでもなく、家庭事情がダラダラ続いた後にちょろっと載っているだけですので。おそらく、ほとんどの人がゆるりさんの「人」ではなく、「家」に興味があるのだと思います。どうやったキレイを保てるか知りたい、断捨離のためのモチベーションを上げたい、そんなところでは？ その場合、この本は役には立たないです。購入を検討の方は、よくよく注意が必要です。

久しぶりに著者の本を買いました。
訳ありげ(？ と書くと失礼か…)な家族構成の理由も書かれていて、「そうだったのかー」と思いました。書くのも勇気がいったんじゃないかと思います。
遺品整理の方法と言うよりは、心構えを書いた本だと思います。私も祖母が居なくなって母と遺品整理をしたので、「ああ、わかるー」と読んでいました。人によって、捨ててもいいと思えるものが違うんですよね。
家の中に新しい家族が増えたそうで、おめでとうございます。これからはまた違う片付けになるのかな。
絵は、正直に言うと一巻ごろの絵が一番丁寧だった気がします…。悪阻とか子育てとか大変な中での執筆だったかとは思いますが、もっと絵が丁寧に描かれていたら、と個人的に思いました。
「漫画家になれたよ」とお祖母様に報告しているところでなんかホロリとしました。