小沼ようすけ ニュー・スタイル・オブ・ジャズ・ギター [DVD] の感想
参照データ
タイトル | 小沼ようすけ ニュー・スタイル・オブ・ジャズ・ギター [DVD] |
発売日 | 2014-10-27 |
出演 | 小沼ようすけ |
販売元 | アトス・インターナショナル |
JANコード | 4580154603693 |
カテゴリ | » DVD » ジャンル別 » ホビー・実用 |
購入者の感想
小沼さんがどういう思いでギターに向き合っているのか
練習では何に注意しているのか、音色をどうやって制御しているのか・・・等
イメージを具現化させていくプロセスがすこし垣間見れます。
その内容もシンプルで基礎的な事が軸になっていて、堅苦しさは0。
しかし侮るなかれ、シンプルなアプローチとリズムでこんなにも豊かな音楽が奏でられるのかと感動します。
また、ギターや音楽に対する姿勢・考え方にも感銘を受け気づきを得ることが出来ました。
心から音楽をすることの大切さ。
生き方、見てきたもの、感じてきたものすべてが表現することに現れる、いう事実。
自分はそこから逃げたり嘘をついたり、表面的な技術でごまかしてしまっていないだろうか・・
と自問自答を迫るような内容です。
ジム・ホール著の Exploring Jazz Guitarを彷彿させるところもあります。
理論も演奏技術も心もすべて一つ、それらが重なり合ったところでしか音は鳴らすことが出来ない。
練習では何に注意しているのか、音色をどうやって制御しているのか・・・等
イメージを具現化させていくプロセスがすこし垣間見れます。
その内容もシンプルで基礎的な事が軸になっていて、堅苦しさは0。
しかし侮るなかれ、シンプルなアプローチとリズムでこんなにも豊かな音楽が奏でられるのかと感動します。
また、ギターや音楽に対する姿勢・考え方にも感銘を受け気づきを得ることが出来ました。
心から音楽をすることの大切さ。
生き方、見てきたもの、感じてきたものすべてが表現することに現れる、いう事実。
自分はそこから逃げたり嘘をついたり、表面的な技術でごまかしてしまっていないだろうか・・
と自問自答を迫るような内容です。
ジム・ホール著の Exploring Jazz Guitarを彷彿させるところもあります。
理論も演奏技術も心もすべて一つ、それらが重なり合ったところでしか音は鳴らすことが出来ない。
ガットギターまたはそれに近いアコースティックな感覚を持つ鉄弦ギターの特性を生かして、ジャズの伴奏とアドリブを指で弾く・・・こうしたスタイルを求めるアマチュアギタリストにとって多くのヒントを与えてくれる内容です。
ガットギターではナイロン弦をドラムセットに見立てパーカッシブに弾くことで指の運動やリズム感を鍛える効果があるということや、右手の様々な動きによるサウンドの表情のつけ方、強く芯のある音を出したい時の力の入れ方などのフィンガーピッキング奏法の基本ノウハウをはじめ、アポヤンド・アルアイレ・トレモロ・ピカードなど様々な奏法が混然一体となって、繊細、ダイナミック、メロウ、ファンキー・・・多彩なサウンドを響かせる様々なテクニックが紹介されています。ちなみに著者の右手は、親指以外は爪をまったく伸ばしておらず、弾弦には人差し指と中指を使用しつつも求める音の表情によって親指の腹や爪、薬指、時には中指1本のみで弾ききったりしています。
鉄弦のセミアコ”エイブ・リヴェラ”では指弾きでのリズムの弾き方(16分のカッティング等)やジャジーなベースラインの作り方、さらに3コードというシンプルな進行上でジャズのアドリブをどれだけ発展させることができるかという考え方の紹介があり、ペンタトニック、ブルース、メジャー、マイナー、♭9th、オルタード、代理、裏、セカンダリードミナント、サブドミナントマイナーなどを次々とアプローチして説明しながらフレーズを繰り出していく様は出色です。
その他ピアノ(宮本貴奈)との濃密なデュオセッション、パーカッション(仙道さおり)とベース(鈴木正人)とのトリオでのグルーブ溢れるセッションは素晴らしいとしかいいようのないもので、本人による曲の解説や各メンバーがどんな発想で全体のアンサンブルを作り上げていくかについての対談があったり、ピアニストから見たギターとピアノのアプローチの違いについての見解など興味深いです。全編を通して丁寧に説明されており、ギター奏法に関することはもちろん本編最後の”自然”に対する想いや、ギターに対する(精神的なものも含めての)向き合い方など、著者のお人柄と相まって響いてくるものがあります。
ガットギターではナイロン弦をドラムセットに見立てパーカッシブに弾くことで指の運動やリズム感を鍛える効果があるということや、右手の様々な動きによるサウンドの表情のつけ方、強く芯のある音を出したい時の力の入れ方などのフィンガーピッキング奏法の基本ノウハウをはじめ、アポヤンド・アルアイレ・トレモロ・ピカードなど様々な奏法が混然一体となって、繊細、ダイナミック、メロウ、ファンキー・・・多彩なサウンドを響かせる様々なテクニックが紹介されています。ちなみに著者の右手は、親指以外は爪をまったく伸ばしておらず、弾弦には人差し指と中指を使用しつつも求める音の表情によって親指の腹や爪、薬指、時には中指1本のみで弾ききったりしています。
鉄弦のセミアコ”エイブ・リヴェラ”では指弾きでのリズムの弾き方(16分のカッティング等)やジャジーなベースラインの作り方、さらに3コードというシンプルな進行上でジャズのアドリブをどれだけ発展させることができるかという考え方の紹介があり、ペンタトニック、ブルース、メジャー、マイナー、♭9th、オルタード、代理、裏、セカンダリードミナント、サブドミナントマイナーなどを次々とアプローチして説明しながらフレーズを繰り出していく様は出色です。
その他ピアノ(宮本貴奈)との濃密なデュオセッション、パーカッション(仙道さおり)とベース(鈴木正人)とのトリオでのグルーブ溢れるセッションは素晴らしいとしかいいようのないもので、本人による曲の解説や各メンバーがどんな発想で全体のアンサンブルを作り上げていくかについての対談があったり、ピアニストから見たギターとピアノのアプローチの違いについての見解など興味深いです。全編を通して丁寧に説明されており、ギター奏法に関することはもちろん本編最後の”自然”に対する想いや、ギターに対する(精神的なものも含めての)向き合い方など、著者のお人柄と相まって響いてくるものがあります。