誰も知らない 【初回限定盤】 <CD+DVD> の感想

「誰も知らない」はピアノの旋律から始まるドラマティックな展開が秀逸です。振りも今までにない印象的なものであり嵐５人の見事なパフォーマンスには感動しかありません。カップリングの「おかえり」は仕事で疲れたサラリーマンの悲哀が感じられます。５人の温かく包み込むような歌声はじ~んと心に響きます。対照的な２曲ですが最近の初回限定盤の中では非常に充実した選曲だと思います。残念なのはミュージッククリップの映像編集です。小手先の技術でせっかくの嵐のパフォーマンスを台無しにしています。頻繁にフラッシュアウトで画面を切り替えるのはこの場合、逆効果でしかありません。視聴者の目の健康を考えて欲しかったです。エンターティメントは常に見る側の安全と健康の上に成り立つべきだと思います。ファンは嵐の一挙一動をストレートに見たいだけなのです。編集技術やイメージ映像が見たいのではありません。
また、今回も制作側の表現とファンの求めるものに開きがあると感じました。嵐のパフォーマンスが最高だったので次回からはストレートに嵐の魅力をファンに届けて欲しいと切に願います。