愛の罠にはまれ! 【イラスト入り】 (花丸文庫) の感想
参照データ
タイトル | 愛の罠にはまれ! 【イラスト入り】 (花丸文庫) |
発売日 | 2015-03-06 |
製作者 | 樋口美沙緒 |
販売元 | 白泉社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブノベルス |
購入者の感想
虫シリーズ4冊目にして、1冊目を超えた(私の中で)。
受けの全てが脆くて痛々しくて、後悔の二文字に縛られてひっそりと生きているだけでも堪らないのに、デリカシーのない攻めに見つかり、そこでまた攻めの意図しない所で深く傷付いていく。なのに傷付く自分を過去の罰と思って耐えてしまう、そんな受けが可哀想で可愛くて堪らない。
過去の事は、確かに前作を読んだ時は酷いと思ってましたが、その裏側にあるものがきちんと書かれていて、どんどん追い詰められていく受けが、後半ようやくあの人やあの人と会えた時はうっかり泣いてしまいました。
攻めは、簡単に受けを傷付けてしまうのに重大さに気付けない、これまた酷くて可哀想な男ですが、最初の好感度が高いだけに色々と衝撃でした。でも最初から執着は見えていたし、だからこそ、良かったね、と。
受けの苦しい気持ちを一緒になって受けとめて読んでいたから疲れましたが、本当に面白かった。
もっともっとこのシリーズ読みたい。そしてそこには、このメンバーも出てきてほしいなぁと思います。後日談が気になるのはシリーズで最大かもしれませんこの二人。
受けの全てが脆くて痛々しくて、後悔の二文字に縛られてひっそりと生きているだけでも堪らないのに、デリカシーのない攻めに見つかり、そこでまた攻めの意図しない所で深く傷付いていく。なのに傷付く自分を過去の罰と思って耐えてしまう、そんな受けが可哀想で可愛くて堪らない。
過去の事は、確かに前作を読んだ時は酷いと思ってましたが、その裏側にあるものがきちんと書かれていて、どんどん追い詰められていく受けが、後半ようやくあの人やあの人と会えた時はうっかり泣いてしまいました。
攻めは、簡単に受けを傷付けてしまうのに重大さに気付けない、これまた酷くて可哀想な男ですが、最初の好感度が高いだけに色々と衝撃でした。でも最初から執着は見えていたし、だからこそ、良かったね、と。
受けの苦しい気持ちを一緒になって受けとめて読んでいたから疲れましたが、本当に面白かった。
もっともっとこのシリーズ読みたい。そしてそこには、このメンバーも出てきてほしいなぁと思います。後日談が気になるのはシリーズで最大かもしれませんこの二人。